2014年3月25日追記・10.9(Mavericks)でもRosettaを動かせた
2017年2月16日さらに追記
(追記ここまで)
※Macネタなので興味がない人はスルーしてください。
未だ本ブログには「10.8 Rosetta」の類の検索ワードで訪れる人がいらっしゃいます。10.7(Lion)や10.8(Mountain Lion)でRosettaを起動させ、PowerPC時代の資産を有効活用したいんですね。でも10.7以降Rosettaは廃止されちゃったので無理。ParallelsやVMware Fusionで10.5(Leopard)や10.6(Snow Leopard)を動かせればいいけど、クライエント版は起動不可、サーバー版は高くて手が出せない……と思っていたら。
サーバー版が値崩れ起こしてて、オンラインショップで5000円前後で買えるっぽい
そんなわけで新作のネタに詰まってる現実逃避も兼ねてSnow Leopard Serverを購入。
こちらのブログを参考にMacBook Airにインストールしてみました。VMware Fusion 5を使っての解説ですが、4でも同じ手順でできました。ACT2さんはこういう情報も提供してくださるのでありがたいですよね。
なお、Appleの公式見解では「Server版はデスクトップ用。ノートでの動作保証はしていない」らしいので、例によって自己責任でお願いします(我が家のAirでは動きましたけど)。
インストールもソフトウェアアップデートも特に問題ありませんでしたが、手こずったのが解像度の調整。メニューバーの「仮想マシン→VMware Toolsをインストール」をしなくてはならないのですが、それをやって再起動した直後、なぜか昔のファミコンがバグったような画面に。シングルウィンドウ、フルスクリーンに切り替えると一瞬だけ正常に戻る。どうもログイン画面でとまっているようなので、画面が見えない状態で無理やりIDとパスワードを入れてログインしたら、無事にもとに戻りました。私のMacBook AirがCore 2 Duoと非力なためかもしれませんが、念のため自動ログインはオンにしておいた方がいいかもです。ただ、今もアイコンが変な位置に表示されたり、クリックできなくなったりと些細な不具合が発生しております。
さて、肝心のPowerPCアプリですが、とりあえず動かしたいソフトは一通り動きました。すばらしい! 重たいので仕事に使うのは無理があるけど(特にAdobe系)、そもそも今さらPowerPC時代のソフトをばりばり使うことはないし、「PowerPC時代の資産を無駄にしたくない」天祢涼のような貧乏性タイプには重宝しそうです……でもAirのSSDの空き容量がほとんどなくなってしまったので、近々アンインストールする予定(笑)。