宮崎県三股町に新刊取材〜美夜シリーズの今後

mimata少し前の話ですが、新刊の取材のため、宮崎県三股町に行って参りました。取材相手の方とは何年もメールやお手紙のやり取りはしているのですが、直にお会いするのは初めて。最初はちょっと緊張していたものの、おもしろいお話をたくさん伺えて、あっという間に時間がすぎてしまいました。もっと取材時間を確保しておけばよかったと後悔。

写真はお土産にいただいた三股町のどぶろくと、どぶろく大福。ありがとうございます。とても美味しくいただきましたm(_ _)m

一体なんの取材か、どこの出版社からどんな形で刊行されるのか、まだ発表できる段階にはないのですが、来年の夏くらいのお披露目を目指しています。デビュー前から書きたかった話なので、気合いを入れております。

「美夜シリーズの『ゼロ・トレランス』はどうなってるんだ?」と思ったそこのあなた。「延び延びになってて申し訳ない」としか云いようがないのですが、ちゃんと構想は練っていて、ちまちまと書き進めてはおります。ただ、講談社からは『セシューズ・ハイ2(仮)』を先に刊行予定です。

なんでこんなに延び延びになっているのかというと、おかげさまでお仕事をいただけるようになってスケジュールが詰まってしまったからであって、決して後ろ向きな理由ではありません。雑誌の連載や長編書き下ろしなど、一年前の自分からは想像できない、恵まれた状態になりました。

大ヒットを出したわけでもない自分がこうしてやっていけるのは、評価してくださったみなさまのおかげ。改めて感謝するとともに、いい作品を書くことで恩返ししていきます。また、美夜シリーズは、極端な話、この世に存在するすべての出版社と喧嘩別れしたとしても、同人誌でも電子書籍でもどんな形でもきっちり完結させます。「『葬式組曲』以降よりも美夜シリーズみたいなのがいい」という方々も、しばらくお待ちください……あくまで極端な話であって、どことも喧嘩してませんけど。

そんなこんなで、当面は『ザ・宗教カンパニー』と『ジャーロ』の連載、『セシューズ・ハイ2(仮)』に集中しております。

この記事が気に入ったらシェアお願いしますm(_ _)m
ABOUT US
天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。