一昨年11月、天祢涼の講演会を開いてくれた大谷大学推理小説研究会様から会誌『OU-Myst』Vol.15を頂戴しました。天祢涼講演会ログや天祢涼作品の書評、自由書評や創作、さらには殊能将之さんの作品レビューまで盛りだくさんの内容です。
自分がしゃべったことをこうしてまとめていただけるのはありがたいことです。あと、トビラページが共感覚していて感動した! わかる人にしかわからないネタだけどセンスがすばらしい。
以下、今さらですが講演会の裏話。
- 当日、天祢涼は大変緊張していたため、入室前、ドアに頭をぶつけました(結構痛かった)。後で中にいた人に訊いたら「謎の怪奇音がした」と云われてしまいましたよ。我ながら、なぜぶつけたのか謎です。
- 前日の夜は大阪在住の友人と飲んでいたのですが、「関西人は笑いをなによりも求める。よって最初からガンガン笑いを取りにいくべし」と何度もアドバイスされました。本当か? と半信半疑で当日、大谷大学の学生さんに訊いてみたところ、「そんなことはありません」とあっさり否定されました。危ない危ない、騙されるところであった。
- 講演後のサイン会では、京都まで来た担当P氏も並んでくれました。それはありがたいのですが、差し出された紙には『セシューズ・ハイ』の帯のコピーが(この時はまだ刊行されていなかった)。
P氏「『セシューズ・ハイ』の帯はこれでいきましょう」
天祢「おお、いいですね……って、何故ここでそんな話を?」
P氏「思いついたんだから仕方がない」
天祢「いや、仕方あるでしょう!?」
この時見せられたコピーが、ほぼそのまま帯に載りました。どんなコピーかは本屋さんで買って確かめよう!←宣伝 来るなと何度も云ったのに大阪の友人一同も講演会に来てくれた上に、サイン会にも並んでくれました。でも相手の名前を書き間違えてしまい、後でTwitterでネタにされた次第。自業自得なのでなにも云うまい。- 講演会ログを読み返していて思い出したんですが、そういえばこの時に通天閣でやってた「キン肉マンミュージアム」に行って、ロビンマスクと一緒に写真を撮ったんでした。その興奮も講演会で語ってますね、自分。
大谷大学推理小説研究会のみなさま及びご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げますm(_ _)m