7月18日発売に双葉社から刊行予定の新刊『もう教祖しかない!』(『ザ・宗教カンパニー』より改題)に関して、いくつか。
改めてストーリー
舞台は地方の団地。なにやら野心を秘めた新宗教の教祖・藤原禅祐(ふじわらぜんすけ)と、一流企業のエリートサラリーマン・早乙女六三志(さおとめむさし)。彼らが団地内で信者数を巡り、熱い頭脳戦や心理戦を繰り広げる!
一度書いてみたかった、ダブル主人公もの。今回は舞台となる団地のマップも載っています。
進捗状況
現在、手許に再校ゲラがあります。あともう一度だけ読み返したら手離れして、双葉社の担当FY氏にお任せすることになります。連載を始めたのは去年の8月だけど、そのさらに一年くらい前から資料を集めていたので、かれこれ2年ちょっと。
スケジュールの都合で、今回はフリーペーパーやポップを自作できないのが残念ですが、非常に思い入れがある作品です。
表紙
これまでの天祢涼作品とは雰囲気がまったく違います。特に『キョウカンカク 美しき夜に』の後だと「同じ作者の本かよ」状態。担当FY氏からも「デビュー作から見ると、随分遠くに来ましたねえ」と云われました。
デザイナーさんや双葉社の営業さんの意見を反映させた結果、内容を踏まえつつインパクトのある表紙になりそうなので楽しみ。書店でも目立ってくれそうです。
とりあえずこんな感じで。また新情報を発表できる段階になりましたら、改めてお知らせします。
天祢 涼(あまね りょう)