12作目プロット

お正月は実家に帰っておりましたが、諸般の事情で一日長く滞在することに。ブログのリニューアルは予定より早く終わってしまったし、持ち歩いているノートパソコンは小さいので(MacBook Air 11インチ)、書き上げた原稿を読み返す気にもなれない。10作目『ニュクス(仮)』は入稿済み。

とりあえず読書でもしようと思ったのですが、その前に「アイデアの断片」を列記するだけしておいて、一向にまとめられないでいる12作目のプロットファイルを開いてみました。なんとはなしに読み返していたら、「こうすればまとまるんじゃ?」というアイデアが降ってきて作業開始。自宅に戻ってからも作業を続け、とうとうプロットが完成しました。

数ヵ月行き詰まっていたのに、こんな形でできあがるとは……。ライター時代に取材した人が「人間は考えていないようで、無意識のうちにいろいろ考えている。だから自分は企画の大本を早めにつくる。そうすれば、そのうちアイデアが湧く」という趣旨のことを言っていたのですが、それは本当なのかもしれない。

11作目はマンガ路線、12作目はシリアス路線になる予定です(あくまで予定)。

追記・その後、このプロットは無事に通りました。

ちなみに天祢涼は「アイデアの断片」のことを「マテリア」と呼んでいます。誰にだって、こういう「ボクにしかわからない用語」があると思うんだ(笑)。
by 天祢涼(あまね りょう)
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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。