本日、ポストに大きな封筒が入っておりました。差出人は、関西の某書店員さん。年賀状を差し上げていたので、そのお返事か? でも、なんで封筒? と思って中を見てみたら、とてつもなく感動するものが入っていました、しかも2つ。
『セシューズ・ハイ』ポップ
1つ目は、『セシューズ・ハイ』の手づくりポップ。書店員さんが漆原翔太郎のイラストを描いてくださった上に、プラスチックで補強してある豪華版。さらに1作目と2作目、両方の作品紹介もしていただいております。
『都知事探偵・漆原翔太郎』を刊行したときのポップなのですが、この書店さんではシリーズ1作目『議員探偵・漆原翔太郎』も一緒に売ってくださったのです、それも店に入ってすぐ、一番いい場所で。
どれくらい「いい場所」かというと、あまりに目立ちすぎる場所のため、天祢涼が書店訪問した際、「あれ? どこにも置いてないぞ?」と見落としたほどです(自分の本が、そんな目立つ場所に置かれているという認識がなかった)。
通常、この手のポップは店頭からはずしたら処分してしまうそうです。が、天祢涼があまりに狂喜乱舞していたため、「いつか差し上げたい」と残してくださっていたとのこと。うれしい。本当にうれしい!
超美麗! 音宮美夜のイラスト
2つ目は、音宮美夜のイラスト。書店員さんが「ニュクスが楽しみで音宮美夜を描きたいと思った」そうで、ある意味ではセシューズ・ハイのポップ以上に感激。ポップはお店に来たお客さんがたくさん見ていますが、このイラストは天祢涼だけのものですからね(笑)。
色使いがあまりに美しいので、ちょっとだけ自慢。
ふふふ、いいだろう。
なお、天祢涼は自分の作品を二次創作で使ってもらえると、大喜びするタイプです。みなさんの想像力を掻き立てるくらい、力のあるミステリ、キャラクターが書けたということですから。
ちなみにいただいた美夜のポーズは、『銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』のラフ画のポーズと、ちょっと似ています。美夜は、この手のポーズが似合うイメージなんだろうか?
こういうお手紙は本当に力になります
天祢涼は以前、書店でちょっとだけアルバイトをしたことがあります。もう何年も前のことですが、あの時点で既に新刊の点数は膨大でした。いまはもっとでしょうね。だから書店員さんが、売れている本を優先してお店に並べるのは当然というか、ほかにやりようがないと思います。
そんな中、決して売れっ子ではない自分にこういうことをしてくださる書店員さんには感謝と感動しかありません。おもしろい小説をなるべく早く、たくさんお届けして、売上でも恩返しできるよう精進致します。
ありがとうございましたm(_ _)m