一部の取次・オンラインストア様で予約が始まった『銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』。ページ数が272ページとなっておりますが、あくまで予定なので、実際はもっと少なくなります。
おそらく260ページを切ると思います。単純に文字数にすると、『キョウカンカク 美しき夜に』の60%くらいですかね(たぶん)。これは担当Y氏から「一気読みできるくらいの枚数でお願いします!」と注文されたため。伏線の数もさすがに減っていますが、密度はかなり濃いめです。
『キョウカンカク』は、「犯人はすぐにわかるけれど動機は最後までわからない」という動機一発ミステリで、南雲堂さんの「黄金の本格ミステリー」に選ばれたり、大先輩の作家さまからおほめの言葉をいただいたりしました。講談社タイガで刊行するのはあくまで「ニュクス」シリーズであって、この作品との関係は現時点ではノーコメントですが、ホワイダニットが好きな人はぜひ『銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』とあわせてお読みください(宣伝)。
『銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』は2016年3月17日ころ発売予定です。
by 天祢涼(あまね りょう)