先月、台湾で刊行された『セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太郎』(あちらでのタイトルは『選民服務是解謎!?國會偵探漆原翔太郎事件簿』)。
これについて書いた記事を、台湾の版元である獨步文化さんがFacebookで紹介してくださいました。
Facebookに気づいた経緯
数日前から、Facebook経由で『セシューズ・ハイ』台湾版の記事にアクセスが殺到。いつもなら「アクセス数が増えたわー。ばんざーい」で終わりなのですが、あまりに多いのでさすがに気になり、「セシューズ・ハイ」「台湾版」などで必死に検索。が、ソースを見つけることができませんでした。
非公開投稿の可能性もあるのであきらめていたのですが、ふと思い立って「選民服務是解謎!?國會偵探漆原翔太郎事件簿 台湾」でGoogle検索してみたところ、獨步文化さんの投稿を発見したのです。
ソースはこれだったのか! まさか自分のブログを台湾の人たちに読んでもらっているとは……。
言葉はわからないけれど
天祢涼は日本語しかわからないので、なにを書いていただいたのかはわかりません。「翻訳を見る」というボタンがあったので押してみましたが、うーん、全然翻訳になってませんね(これはこれでおもしろいので、興味のある方は要チェック)。
でも、「おそらく当ブログの記事を訳してくれたのだろう」ということはわかりました。まさか自分のブログを台湾の人たちに読んでもらっているとは……(うれしいので二度書いた)。
コメント欄も拝読しましたが、続編の翻訳をお待ちの読者さんもいらっしゃるようですね。ありがたい! セシューズ・ハイは都知事編もありますよ。どうですか、獨步文化さん!←宣伝
インターネットのメリット、デメリット
インターネットのおかげで、ちょっと検索すれば読者さんの感想が見られる世の中です。それはそれで便利なのですが、反応があまりにダイレクトに見られることで、却って大変なこともあります。一つ一つ精査していたら、たぶん書けなくなると思うんですよ。ある大先輩は「いまはいろいろわかっちゃうから大変だよね」とおっしゃっていました(「そんなこと気にせず自分がおもしろいと思う作品を書きなさい」ともおっしゃっていただきました)。
ただ、上記と矛盾しますが、インターネットがなかったら台湾の読者さんの声を知ることはできなかったんですよね。そういう意味では、この時代にデビューできてよかったとも思います。
獨步文化さん、ありがとうございました。
台南地震の被災地の方々にお見舞い申し上げます。
獨步文化先生,謝謝。
台南地震,對災區人民表示慰問。
by 天祢涼(あまね りょう)