昨年刊行され、あっという間に重版がかかった『自薦THEどんでん返し』。その第二弾をいただきました。
この記事をアップした時点では書けなかったのですが、この「どんでん返し」企画には天祢涼も参加することになっており、その関係で献本いただきました。参加した作品は下記の短編「居場所」。
名だたるミステリ作家があなたを仰天させる! 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。6人の作家が自作から「これは」というどんでん返し作品を自ら選んだ。大好評をもって迎えられた前作の続編は、前作からの流れを受けつつ、読み味に変化をつけた一気読み必至の快アンソロジー。再び、驚いてください!乾くるみ、近藤史恵、加納朋子、坂木司、若竹七海、大崎梢。
双葉社のサイトより
ここ最近慌ただしくて読書の時間がなかったので、拝読するのが楽しみです。
別の担当さんが言っていたのですが、文芸誌がなかなか売れなくなったこのご時世、アンソロジーは思いのほか売れているそうです。「雑誌的なもの」が単行本や文庫に求められるようになったのかもしれません。
というわけで(?)天祢涼が参加したアンソロジーもご紹介。
「密室」縛りの作品だけ集めたアンソロジー。デビュー作の主人公、音宮美夜が登場する唯一の短編です。
『葬式組曲』の第一話「父の葬式」が収録されています。