本日、第17回「本格ミステリ大賞」候補作が発表されました。ノミネート作品は下記のとおり(敬称略、タイトル50音順)。
【小説部門】候補作
『悪魔を憐れむ』西澤保彦(幻冬舎)
『おやすみ人面瘡』白井智之(KADOKAWA)
『聖女の毒杯』井上真偽(講談社ノベルス)
『誰も僕を裁けない』早坂 吝(講談社ノベルス)
『涙香迷宮』竹本健治(講談社)
【評論・研究部門】候補作
『顔の剥奪』鈴木智之(青弓社)
『現代華文推理系列』全三巻 稲村文吾(Kindle)
『鉄道ミステリーの系譜』原口隆行(交通新聞社新書)
『ぼくのミステリ・クロニクル』戸川安宣、空犬太郎(国書刊行会)
『本格力』喜国雅彦、国樹由香(講談社)
小説部門には、井上さん、早坂さんと、メフィスト賞作家のお名前が! メフィスト賞受賞者としてはうれしい&誇らしいです。お二方が同時受賞だとメフィスト賞的には万々歳ですが、私情に流されず、最も「本格ミステリしてるぜ!」と思う作品に投票致します!! ……小説のお仕事以外に立て込んでいることがあって、投票できるかどうか微妙ですが(^_^;)
本格ミステリ大賞に投票するには、各部門の候補作すべてを読まなくてはならないのです。
でも去年も諸般の事情で投票できなかったので、なんとかしたい!
なお、天祢涼は『葬式組曲』で第13回「本格ミステリ大賞」の候補作にしていただいております。
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単行本は原書房から、文庫は双葉社から発売中。
by 天祢涼(あまね りょう)