最近、仕事環境が変わったら異様にやる気が出ているミステリ作家・天祢涼です。そのやる気に乗じて、現在、新作『探偵ファミリーズ』のゲラ作業中。
格安家賃につられて大家さんのレンタル家族事業を手伝うことになったヒロインの受難(?)を描く連作短編です。ノリはコメディ。おバカな会話とトリックが読者の脳天を直撃する!←ひどい煽りだな
昨年一年間、『ジェイ・ノベル』(実業之日本社)で連載していた小説です。一部修正を経て、今年8月、実業之日本社文庫から発売予定。あと2ヵ月で出ますね。昨年3月の『銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル』以来、1年5ヵ月ぶりの新刊です。
そのニュクスの続編は、現状では出せる情報がありません。でも少しずつ進めておりますので、音宮美夜の活躍を読みたい方は、もうしばらくお待ちくださいませ。
美夜って「すごく好き!」と言ってくれる読者さんもいる反面、アンチもいるんですよ。実はアホバカ世襲議員の漆原翔太郎クンの方が、満遍なく人気がある気が(^_^;)
音宮美夜とはまったく関係ありませんが、9月には双葉文庫から『リーマン、教祖に挑む』(『もう教祖しかない!』改題)が出ます。こちらも既にゲラになっているので、よほどのことがないかぎり予定どおりに出るはず。
さらに、まだ情報解禁になっていませんが、12作目も進行中。『探偵ファミリーズ』からそれほど間をおかず刊行されます。こちらは天祢涼史上最もシリアスな長編です。
以前ちょっと告知した13作目『ring your bell(仮)』は、世に出るかどうかも未定。これとは別に、「年度内の刊行を目指しましょう!」と言われている連作短編を進行中です。既に大枠はできていて、現在、鋭意修正中。こちらも12作目同様、シリアスな小説です。銀髪少女やアホバカ世襲議員はおろか、美少女すら出てきません。これまでと違った雰囲気の天祢涼ミステリをお楽しみいただければ幸いm(_ _)m
というわけで、今年は最低でもあと3冊、もしかしたら4冊世に出ます。乞うご期待!
by 天祢涼(あまね りょう)