小説を書くときはegword Universal 2とHagoromoを使っている天祢涼です。Hagoromoは軽快な動作で愛用してますが、egwordの「しおり」機能は長編や複雑な話を書くときに便利なので重宝しております。
egword Universal 2は2007年に発売されたエディタアプリ。開発会社のエルゴソフトは既になく、いつ動かなくなるか、macOSがアップデートされる度にドキドキの日々です。天祢涼がegword Universal 2を入手したのは去年のことですが、ずっと愛用していた方々はmacOSがメジャーアップデートされる度にヤキモキなさっていたことでしょう。
しかし、とうとう来るべき日が来たようです。
先日、Appleからリリースされた次期macOS(High Sierra)のパブリックベータ版。パブリックベータ版に関してはスクリーンショットの撮影や、使用感のレビューなどは禁止されています。だから詳しいことは書けないので、egword Universal 2に絞って書きます。
High Sierraパブリックベータ版ではegword Universal 2は起動しません
High Sierraを外付けHDDにインストールした後、egword Universal 2もインストールしてみました。ここまではできました。しかし起動した途端に落ちてしまいます。何度か試してみましたが、何度やっても無理! egwordは使えませんっ!
High Sierraはまだパブリックベータ版ですから、正式リリースまでに起動できるようになる可能性はゼロではない。ただ、「使える可能性は低い」と言わざるをえないでしょう。
なお、Hagoromoはちゃんと動きました。開発元のArtman21さんは、最近Jedit Ωの開発で忙しいようでHagoromoのアップデートはとまっていますが、ちゃんとサポートはしてくれそうなので当面は大丈夫そう。High Sierraでも安心して使えます。
でも、やっぱりegwordの使い心地は捨て難い! こうなると俄然期待してしまうのが、元エルゴソフトの社員さんたちが立ち上げた物書堂のエディタ。
こちらのインタビューによると、「年内には何かしらお届けできればという思いで開発をすすめています」とのこと。というわけで、これまでで最大級の情熱を込めて叫びたい。
物書堂さん、早くエディタをつくって!!!
本日リリースされたHigh Sierraパブリックベータ2でもやっぱり動かなかった_| ̄|○