原書房さんから『合邦の密室』と『碆霊の如き祀るもの』をいただきました。
『合邦の密室』は稲羽白菟さんのデビュー作。第9回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の準優秀作です。
『碆霊の如き祀るもの』は、三津田信三さんによる説明不要の人気シリーズ・刀城言耶シリーズの最新刊。表紙からしてこわそう(でもおもしろそう)。
どちらも本格ミステリ度が高そうで楽しみです。ありがとうございましたm(_ _)m
なお、天祢涼も原書房さんで新作を進めていた……のですが、去年1年間プロットをこねくり回した挙げ句、担当さんに見せることなく自主的にボツにしました。「毎回必ずある現象に出くわす刑事が複雑怪奇な事件を解き明かす」という相当な本格ミステリを目指していて、全6話のトリックも連作短編のオチも考えたのですが、最後まで書き切るモチベーションが湧き上がらなくて残念無念。
誰にも見せることなくお蔵入りになった、この『●●せぬ●●刑事』で使うはずだったトリックは、別の小説に流用する予定です。
というわけで、原書房さんのプロットはゼロから考え直しなのだ!(既に担当さんには報告済みなので胸を張って宣言)