大晦日に続いて音宮美夜シリーズの話。
音宮美夜が主人公の最新短編「From the New World(仮)」を春発売のアンソロジー『平成ストライク』に寄稿します。
近々(本当に近々です)詳細発表の短編「From the New World(仮)」←昨日の更新でこう書いたのは噓ではなかった!
このアンソロジーは、「平成」をテーマにした短編を集めたもの。
【お知らせ】
「平成」をテーマにした小説アンソロジーを平成31年春に南雲堂さんから発売します。執筆者は青崎有吾、天祢涼、井上夢人、小森健太朗、白井智之、千澤のり子、貫井徳郎、遊井かなめ 他です(敬称略)。お楽しみに! pic.twitter.com/z9gjUm8c4W— 遊井電企 (@ue_jive) 2018年12月31日
天祢涼が書いたのは、平成に起こったある出来事から約一年後の話。
音宮美夜はこれまで架空の街を舞台にした事件を捜査してきましたが、今回は初めて現実の街に登場します。史実と絡むのも初めて。時間軸は、『天祢涼マガジン』で予告した「最後の事件」より後の話。年齢は20代前半で、『キョウカンカク』と較べるとだいぶ落ち着いた雰囲気になってます。
『闇ツキチルドレン』より後の話は、よく考えると初めてですね。いま書き進めているウェブ小説版も、『キョウカンカク』より前の話だし。
これまでのシリーズと読み味が違うし、「美夜にこういうことをさせるのはちょっと……」という声もあるかもですが(^_^;)、「音宮美夜が出てくるのはそういう小説だ」と割り切ってお読みいただければ幸いです。
ほかの人たちがどんな小説を書いたのか、個人的にも楽しみなアンソロジー。刊行をお待ちくださいm(_ _)m