※文中敬称略
ブックポート中野島店に続き、世界で二番目に天祢涼コーナーをつくってくれたブックファースト二子玉川店。
二子玉川駅の中にある、いわゆる「エキナカ書店」で、小さいながらもいつも賑わってるし、店員さんの手書きポップはたくさんあるし、活気あふれる理想的な書店の一つ……と思っていたら、なんと来月31日で閉店とのこと。
客としても、店内で唯一コーナーをつくってもらってる作家としても納得できないな、これは(^_^;)
某社の編集さんから教えてもらったのですが、売上自体は問題ない、むしろ優良店とのこと。ますます納得できませんが、この一年で「黒字なのに閉店になった書店さん」を、少なくとも3店知っています。書店業界にもいろいろ事情があるのでしょう……だからといって、納得できないことに変わりはないけど。
昨夜「閉店」の情報を知り、本日早速、ご挨拶に行ってきました。
直にこれを目にして、誤報ではないことを認めざるえなくなりました。
平日の午前中にもかかわらず、人が多かった。作家の豆色紙や、スタッフのお手製ポップが方々にあって、相変わらず活気のある店内。閉店するには惜しい!との思いが改めて強くなります。
大量につくらせていただいた『彼女が花を咲かすとき』のサイン本は既に完売。現在は、この店限定の特殊帯で販売中。
まだまだ健在の「天祢涼コーナー」。本屋大賞候補作の棚より上にあります。もしや、本屋大賞候補作より天祢涼の本の方がすごいということか!?」と自意識過剰にもほどがある妄想をして、意味もなく動揺してしまったのは秘密です(笑)。
店員さんと少しだけ話したのですが、閉店が決まっても「やる気がなくなった」ということはまったくなく、むしろ、「最後まで全力疾走してやるぜ!」と燃えに燃えている様子。残り約1ヵ月。これまで以上に熱く燃えているブックファースト二子玉川店に、ぜひ行ってみてください。天祢涼もできるだけ行って、本を買おうと思っておりますm(_ _)m