発売一年半近く経っても『希望が死んだ夜に』を展開してくださっている書店さんを紹介する連載。
第5回は、TSUTAYA向ヶ丘遊園店さん。こちらは、劇中の舞台である登戸、向ヶ丘遊園近辺で最も早く『希望が死んだ夜に』を展開してくださったお店。二階でDVDをレンタルしようと思って一階にも寄ってみたら、店頭に「どーん!」と展開されていて、動揺して帰宅。担当さんにメールしたのが、つい最近のことのようです。
自分の本が店頭で、しかも書店さんオリジナルのポップつきで展開されているのを見たのは初めて。本当に感動したなあ。
しかもこちらのお店では、昨年、TSUTAYA向ヶ丘遊園的ランキング1位に『希望が死んだ夜に』を選んでくださいました。
作家人生初めての1位! これにも感動しました。
そして年が明けて2ヵ月以上経ったいまも、『希望が死んだ夜に』を展開いただいているのです。
「向ヶ丘遊園女子中学生殺人事件」のポップ。劇中の舞台が登戸、向ヶ丘遊園近辺なので、このポップはお客さんに響くと思う。ありがたいです。
文芸書のコーナーでも『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』と一緒に並んでます。この前、某書店員さんから「この2作の作風が違いすぎてびっくりした」と言われました。それは天祢涼にとってはうれしい褒め言葉。なにを書いても「ま、いいか。メフィスト賞作家だし」の一言で許される、これこそメフィスト賞最大のメリットなんですよ! ※個人の感想です。
TSUTAYA向ヶ丘遊園店さんでは、『希望が死んだ夜に』を30冊は売ってくれたそうです(正式な数字ではなく、たぶん実数はもっと多い)。住吉書房登戸店、ブックポート中野島店の両店さんと合わせると、110冊は軽く超えてる計算。昨日アップした精文館書店豊明店さんでは20冊以上、あまりブログには書いていませんが、東海地方の某書店さんでは約10冊売ってくださったとのこと。5店でおよそ150冊!
……なんで重版かからなかったんだろう(^_^;)
まあ、それは初速が悪かったから仕方がない。いろいろ思うところがあって売上について書くのを避けていた『希望が死んだ夜に』ですが、「これだけ応援いただいているのに書かないのは失礼」と思い直したのは先日ブログに書いたとおり。
奇跡の逆転重版を目指してまだまだがんばるつもりです。未だ展開くださっている、新規で展開くださる書店さんを募集中です。お気軽にご連絡くださいませm(_ _)m