ブログにはまだちゃんと書いてなかったので、『希望が死んだ夜に』に関していろいろ。
この度、『希望が死んだ夜に』が本屋大賞の発掘本部門で最多票を獲得しました。残念ながら超発掘本には選ばれなかったけれど、これまで本屋大賞とは縁が薄い作家人生を歩んできたので光栄です。投票くださった書店員さんに、改めて御礼申し上げますm(_ _)m
本屋大賞授賞式の会場には発掘本コーナーが設けられるそうなのですが、そこでもかなり目立っていたとのこと。たくさんの方から写真を送っていただき、感謝しかない今年の本屋大賞でした。
時を同じくして、書店員さんから「注文できないのでなんとかなりませんか?」と相談いただき、版元の在庫がほとんどなくなっていることが判明。
これを受け、『希望が死んだ夜に』の文庫化が決まりました。
天祢涼史上、最速での文庫化決定です。これだけ応援いただいたのに単行本で重版をかけられなかったのは、正直、無念であはあります。でも、応援いただいたからこその最速文庫化。皆様、ありがとうございました!
単行本のときは迷いや躊躇もあったのですが、文庫では最初から超サイヤ人になるつもり(訳:最初から全力で販促かけます)。引き続き応援いただけると、大変ありがたいです。
また、文学YouTuberベルさん主催の「ベルりんの壁」で、『希望が死んだ夜に』のあらすじを紹介していただきました。
ベルさんにこの本を勧めてくださった「ほんのみせコトノハ」店主様、ありがとうございます。天祢涼は既に2度お邪魔していますが、とても雰囲気がよくて落ち着くブックカフェです。ぜひ行ってみてくださいm(_ _)m
文庫版の発売時期に関してはまだなにも言えませんが、連休中に原稿整理は始めました。大筋に変更はないけれど、細かいところをちょこちょこ直してます。2年前に書いた自分の文章を直すところがないとしたら「成長してない」ということだから、これでいいんです!←開き直り
通常、文庫化が決まったら単行本は返本されて当然。実際、文庫化決定以降、版元在庫は復活しています。
が、なんとアナザーカバーを巻いて展開を続けてくださる書店さんも。作者としては、単行本は「アイテム」として美しい本だからたくさんの人に買ってほしいと思っているので光栄ですm(_ _)m
まとまりのない記事になってしまいましたが、『希望が死んだ夜に』に関する動きはまだまだ続くよ!ということで。