本日は、『希望が死んだ夜に』の文庫化作業をしていました。
文庫版の編集担当氏からの指摘をいろいろ検討。単行本版の担当氏(二人います)とは、また違った観点から見てもらいました。自分自身も「こうした方がもっとよくなる」と思った修正を入れていますし、内容のクオリティーは単行本よりも格段に上がっているはずです。
まあ、2年近く前に書いた本よりクオリティーが下がってたら困るんですけどね。
いつも本を出すときは「これ以上のものは書けない!」と全力全霊の力を込めているんだけど、刊行後に反省点が湯水のごとく湧き上がるんだな、これが(^_^;)
文庫は文庫ですばらしい装幀にしてもらえそうですが、単行本にも独特の美しさがあります。
昨日の朝、honyaclub様で復活していた在庫は、またもなくなりました(ありがとうございます!)。まだ売ってくれている書店さんもありますが、既に文庫化が決まっているので、在庫がなくなり次第、販売終了です。ほしい方はお早めに!
とても美しい本なので、作者としては一冊でも読者さんに届いてほしい=多く売れてほしい。