昨夜、担当編集者氏がツイートしてくれたので情報解禁。
天祢涼さん『希望が死んだ夜に』文庫発売は2019年10月に決定しました!!これから、発売までできるだけ制作日誌をツイートしていきます。
— R.Torihara (@torip0513) 2019年7月22日
【希望が死んだ夜に 制作日誌①】
初校の著書校が終わり、これから再校に向けて再度担当確認に入ります!! pic.twitter.com/kK92N59P8C
というわけで、『希望が死んだ夜に』文庫版は文春文庫から2019年10月発売です!
当初は「発売月の発表と同時に文庫化の情報も解禁」の予定だったのですが、単行本版がほとんど品切れでお問い合わせをたくさんいただいたため、ひとまず「文庫化決定」だけ先行して発表していました(柔軟に対応くださった文春文庫編集部にも感謝です)。
ちなみに、もっと早く刊行することもできなくはなかったのですが、編集部と天祢涼、双方のスケジュールや販売戦略などを合わせて考えた結果、「10月が最速にして最善」という結論になりました。4月に打ち合わせしたとき、「今日これから入稿すれば夏に出せますが」と言われたけど、さすがに無理だ(笑)。
単行本版を上梓したのが2017年9月だから、2年1ヵ月での文庫化になります。自己最速です。
ベストセラーになったわけでも、ミステリーランキングで上位に入ったわけでも、いわゆる「文学賞レース」で話題になったわけでもないこの本の早期文庫化が実現したのは、応援くださった皆様のおかげ。何度も書いていますが、本当にありがとうございます!
たくさんの応援をいただいたにもかかわらず単行本が重版まで届かなかったのは、知名度などを含めた自分の力不足で、実は結構悔しかったりしています。
その分、文庫版では最初から全力でいくつもり。既に「展開したい」と言ってくださっている書店さんもありますし、ありがたいかぎりです。
10月に『希望が死んだ夜に』文庫版を出した後は、『境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖(仮)』(単著)、『D(仮)』『E(仮)』『F(仮)』(3つともアンソロジーに寄稿)など続く予定。こちらも続報をお待ちください。