以前、「今後一年間で3つのアンソロジーに参加予定」という記事を書きました。
D、E、Fすべて情報解禁になったようなので、詳細をアップします。
アンソロジーD
タイトルは『遊びの時間は終らない』。版元はディスカヴァー・トゥエンティワンです。
35年前に発表された都井邦彦さんの中編「遊びの時間は終らない」。日中韓で映画化されたこの作品の「遊びの時間」をテーマにしたアンソロジーを組むことになり、参加させていただきました。帯にあるように鈴木光司さんも参加。この本のために書き下ろされた完全新作だそうです。
天祢涼の寄稿作は「遊びの時間は終っても」。SNS炎上をテーマにしたミステリーです。12月22日ころ発売予定。
アンソロジーE
タイトルは『喧騒の夜想曲(ノクターン) 最新ベスト・ミステリー』。日本推理作家協会が3年に1度編むアンソロジーに、拙作「居場所」を加えていただきました(版元は光文社)。執筆陣の名前をご覧いただければ説明不要ですが、すごい作家ばかりです。この中に加えていただき非常に光栄m(_ _)m
「居場所」は新作ではなく、『新鮮 THE どんでん返し』収録作と同じものです。『新鮮 THE どんでん返し』は既に品切れで入手困難になっているので、この機会にぜひどうぞ。12月18日ころ発売予定。
アンソロジーF
タイトルは『FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿 file.01』。版元は星海社。詳細は既にブログにアップ済みです。詳細はこちらをご覧ください。
先日、表紙イラストも発表されました。
【イラスト大公開!】本格ミステリー界から召喚された万夫不当の小説家たちが、目眩く論理の剣戟をFGOの世界に炸裂させる!『FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿 file.01』のカバーを飾るのは、しまどりるさん(@simadoriru)の手になるホームズ&モリアーティ!https://t.co/jrkbl6Mcvp pic.twitter.com/AY5J23KHr3
— 最前線 (@sai_zen_sen) December 16, 2019
ただいまゲラを確認中。天祢涼の趣味が全開の短編になっております。イシュタルとエレシュキガルを書ける……こんな俺案件の仕事があっていいんだろうか(笑)。来年2月17日ころ発売予定です。
アンソロジーだけでなく……
既に情報解禁しましたが、来年1月には『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』文庫版、2月には続編『七夕祭りの事件帖(仮)』が発売予定。もちろん、天祢涼の単独著作です。
既に表紙イラストもいただいているのですが、雫(ヒロインの巫女)がかわいくて仕方がない(笑)。
情報解禁をお楽しみに!
それ以降はシリアスなミステリーや、ラブコメっぽいミステリーを構想中。こちらもご期待くださいませm(_ _)m