3月23日にApple StoreでポチったMacBook Air 2020が4月9日に手許に届きました。MacBook Pro 2016からの買い替えです。大変なご時世の中、出荷・運搬してくださった皆様、ありがとうございますm(_ _)m
ちょっとだけカスタマイズしました。
- CPU Core i 3→Core i 5
- メモリ 8GB→16GB
CPUはi3を使ったことがなくてちょっと不安だったのでi5に。i7は動画を大量につくりでもしないかぎり恩恵を受けることは少ないらしいので見送りました。
メモリは、MacBook Proが8GBで時々動作がもっさりして不満だったので増量。MacBookは後からメモリを増設できないので、長く使うなら最初にメモリをMAXで積むのが吉(ここの数年でそういう悟りを開きました)。
到着した4月9日は、新刊『あの子の殺人計画』の最終チェックの真っ最中だったし、
MacBook Air 2020をセットアップ中。
— 天祢涼@『境内ではお静かに』2作同時に発売中 (@amaneryo_on_tw) April 10, 2020
復元用に用意した外付けHDDが移行中に壊れる→その影響か本体が不安定に→初期化しようとしたら「Macintosh HD – data」とか知らない名前が出てきて混乱(Catalinaからの仕様らしい)→(続く) pic.twitter.com/bodwm1CCRz
こんなこともあってセットアップが自分史上最も苦労したのですが、それを乗り越えたいまは快適に使用しています。以下、2週間ほど使った雑感。
軽い! 美しい!
なんと言っても軽い、そして見た目が美しいです。さすがMacBook Air。先端が尖っているこのデザインがたまらん!……と言いたいところですが、真上&正面から見ることが多く、横からはあまりないので「先端」を感じる機会が意外と少ない。正直、デザイン面でMacBook Pro 2016との違いを感じることはほとんどありません。色もMacBook Pro 2016と同じスペースグレイにしたことも一因かも。
重さも、MacBook Pro 2016が1.37kgに対し、MacBook Air 2020は1.29kg。80グラムなんて誤差の範囲なので「軽くなった」という感覚もほとんどありません。
ディスプレイは綺麗……が、MacBook Pro 2016と大差なし
ディスプレイも美しいです。天祢涼が長年、「MacBook Airがほしいけど買わなかった」理由は、ディスプレイがRetinaに対応していなかったから。2018年モデルからようやく対応しましたが、そのときはMacBook Pro 2016が保証期間内だったこともあって、食指をそそられませんでした。
当然、MacBook Air 2020はRetina対応。ディスプレイは期待どおり美しいです。
文字もくっきり表示されてほれぼれ(´∀`*) 天祢涼は画面を広く使いたいので、システム環境設定から解像度をいじって1680×1050にしています。こうすると、egword Universal 2の表示倍率をiMac Retina 5K Displayと同じく200%にして作業できるのです。2台併用している際わざわざ倍率を変えずに済むので、とっても便利(Scrivener 3も表示倍率を変える必要なし)。
全体的に文字は小さくなってしまうのですが、それでも問題なし。さすがだ、Retinaディスプレイ!
とはいえ、これもMacBook Pro 2016でできたこと。ここでも「買い替えた」感はありません。
キーボードが極上!
「だったら買い替えた意味がないのでは?」というツッコミが来そうですね。うん、ごもっとも。それでも私は、MacBook Air 2020に満足しています。その理由はキーボード。
既に方々のレビューで評価されていますが、MacBook Air 2020のキーボードは昨年のMacBook Pro 16インチから採用されたMagic Keyboard。バタフライキーボードからの置き換えになりますが、これが本当にいい!
個人的にバタフライキーボードの撫でるように押す感覚も嫌いではなかったのですが、Magic Keyboardはほどよいタイピング感があって心地よい。押したときに跳ね返してくれる感触がなんとも言えない。少し大袈裟に言えば「別次元」です。
クリック音は、思ったほど小さくはありません。ただ、バタフライキーボードの硬質な音と較べるとやわらかい感じがします。デスクトップ用のMagic Keyboardが気にならない人なら充分許容の範囲内でしょう。
とにかく文章を書いていて楽しい。ミステリー作家という職業柄、キーボードをたたく機会が多い方だとは思いますが、どんどん書きたくなる。天祢涼はプロットをつくる際は資料をいろいろ広げるのでiMacをメインに使っているのですが、ついMacBook Airを起動させてしまいます。
一番いいのは、バタフライキーボードが抱えていた「いつ故障するかわからない問題」から解放されたことですね。
去年のMacBook Pro 16インチから採用されたばかりのキーボードなのでまだまだ様子見なところはありますが、いまのところ不具合の報告はほとんど目にしていません。旅先にも心配なく持っていけるのは本当にすばらしいこと……新型コロナのせいで旅どころか、その辺の喫茶店にも行けないけどね(^_^;)
文字をたくさん書く人なら買い替える価値あり
バタフライキーボードについてはMacBook Pro 2016に採用された第二世代のことまでしか知らないので、厳密に比較することはできません。でも、
- バタフライキーボードが好きではない
- バタフライキーボードの故障リスクに怯えながら使っている
- 文章やプログラムを書く仕事をしている
こんな人ならMacBook Air 2020は間違いなくオススメです。逆に言えば、上記に当てはまらない、バタフライキーボードに満足している人にはそこまででは……という気がします。
Appleからなにかもらっているわけでは決してなく(笑)、天祢涼は大満足。これから書き下ろしの〆切が詰まっているので必死に新作を書きます(`_´)ゞ
天祢涼がこれまで出した本(ミステリーやラブコメが中心)を見たい人は下のボタンをクリックだ!(結構増えた)
追記・その後、wraplusのスキンシールを貼って筐体を保護しつつかっこよくすることに成功しました。