『夜が暗いとはかぎらない』、山本周五郎賞の候補に入れてもらいました。ありがとうございます。 https://t.co/3FrnaXlKGN
— 寺地はるな『希望のゆくえ』発売中です (@tomotera0109) April 21, 2020
寺地はるなさんの『夜が暗いとはかぎらない』が第33回山本周五郎賞にノミネートされたそうです。
以前、某書店員さんから「友人の作家が賞にノミネートされたり、作品がドラマ化されたりしたらどう思うんですか?」と訊かれたことがあります。ほかの作家がどうかは知りませんが、天祢涼は率直に悔しい&嫉ましいですよ。我ながら性根がねじ曲がっているので、みなさんが思っている以上に悔しがって、嫉んでいます。
でも同じくらい、祝福&喜びの気持ちもあるのです。いや、同じくらいは言いすぎか。「少しはある」が正しいか。
まじめな話、悔しさと祝福、両方の感情がないと天祢涼はだめになるタイプだと思っています。
前置きが長くなりましたが、寺地さん、
おめでとうございます!
デビュー作を読んだとき、「なんだ、このとてつもなくデカい気は……っ! 地球がこわされる……!!」と一人でドラゴンボールごっこをやっていた天祢涼は見る目があった!
なお、天祢涼は宮本紀子さんと一緒に、寺地さんと兵庫にある書店・ブックランドフレンズさんで対談した仲。ええ、ただの自慢ですがなにか?(笑)
『夜が暗いとはかぎらない』もいいけど、個人的には『わたしの良い子』もオススメです。視点人物のキャラクターがめっちゃいいんですよ(自分には絶対に書けないタイプだと思った)。詳細は版元のサイトをご覧ください。