このブログで地味にアクセスが多いのが、最近のmacOSでRosettaを動かせるかどうかの検証記事。
もはや「Rosettaってなに?」という人も多いでしょうが、面倒なので省略します(笑)。
さすがにRosettaをメインで使っている人は減っているでしょうが、「知りたい」という需要があるならやってみよう! というわけで、macOS 10.15(Catalina)にインストールしたParallels Desktop for Mac 15でMac OSX 10.6 Snow Leopard Serverを起動させてみました。
注意・Parallelsで動かせるのは、Server版のSnow Leopardです。通常版はインストールできません。また、Server版のSnow Leopardはラップトップでは動作保証対象外だそうです(電話サポートでそう言われた)。
結論から書くと、問題なく起動。Adobe CS2も動きます。CS2は例によって起動させただけなので、実用に耐えれる速度か不明。起動自体はそれほど遅くありませんでしたが、メモリを32GB積んだiMacで動かしているからかもしれません。
なお、天祢涼は仮想マシンで10.6を使うことはほとんどなくなりました。でも10.8(Mountain Lion)は頻繁に使っています。CCに移行するほどは使っていないので、Adobe CS6が未だ現役なんですよ。
新刊『あの子の殺人計画』のフリーペーパーも仮想マシン上の10.8でつくっています。Parallels Desktop for Mac 15は高速化が進んだようで、この程度のDTPならほとんどストレスがありません。
ちなみにCS6が安定して動く最後のMac OSXは10.9(Maverick)だそうです。でも天祢涼の環境だと10.9はなぜか不具合連発だったので、仮想マシンは10.8でとめています。ネコ科が名前に使われている最後のMac OSXだしね!←謎のこだわり