2020年5月4日(日本時間)、AppleがMacBook Proをアップデートしました。噂の14インチ版ではなく、既存の13インチのマイナーチェンジ。ただし、キーボードは噂どおりバタフライキーボードからMagic Keyboardに変わっています。オプションでメモリが32GBまで積めるようになりました。
天祢涼は「Macのメモリはあればあるだけいい。後から追加できないMacBookならなおさら」という考えの持ち主。32GBはかなりうらやましい。メインマシンのiMac Retina 5K Displayは後からメモリを追加して32GBにしたのですが(2014年版なのでこれがMAX)、不満を感じることはほとんどありません。仮想マシンを2台立ち上げてDTPをしつつScrivenerやegword Universalを動かしていても問題ないです(そんなことする局面はほとんどないけど)。
さて、このブログでも浮かれて書いたとおり、天祢涼は先月MacBook Airを買ったばかり。
「購入一カ月後にMacBook Proが出て後悔しているんじゃない?」と思われそうですが、負け惜しみではなく後悔はまったくありません。
理由はTouch Bar。
実はMacBook Air 2020を購入する際、「近々MacBook Proも刷新されるだろうけどTouch Bar非搭載モデルはないだろう」と踏んでいました。2019年時点で、そういうMacBook Proがありませんでしたからね。MacBook Airと差別化するためにも、Touch Bar非搭載モデルを出してくるとは考えにくい。そう考えた時点で、MacBook Proは購入の選択肢から消えました。
誤解を招かないように書いておくと、天祢涼はTouch Barを否定しているわけではありません。興味がないわけでもない。
が、デスクトップ版のMacに対応したキーボードにTouch Barは搭載されていない。デスクトップとラップトップのMacを併用している身としては、使い勝手が変わりすぎることに抵抗があるのです。ファンクションキーにいろいろショートカットも割り当ててるから、ないと困りますしね。この辺の考えは、3年前から変わっていません。
「iMacと使い勝手を変えたくない」という理由で、一ヵ月前にMacBook Air 2020を購入したことは後悔していません。いま品切れらしいので、早く決断してよかったとすら思ってます(笑)。
逆に言えば、Touch Bar使いで、MacBook Proをメインマシンで使っている人にとっては今回のアップデートは要注目かも。MacBook Pro 16インチモデルから採用されているMagic Keyboardは本当にすばらしい! この辺りのことは、下記レビュー記事をご覧ください。