取材していただいたご縁で頂戴した『考えながら書く人のためのScrivener入門 Ver.3対応改訂版』読了。
以前も少し書きましたが、天祢涼は「Scrivenerを使って小説を書こう! が、使い方がさっぱりわからん‼︎」となったときに、『考えながら書く人のためのScrivener入門』を購入しました。
天祢涼が使っているScrivenerのバージョンは3。買った本で解説しているバージョンは2。でもおおよその使い勝手は同じなので、基本事項は把握できました。Scrivenerの使い勝手があまりによいので、iOS版Scrivenerの使い方を解説した『いつでもどこでも書きたい人のためのScrivener for iPad & iPhone入門』も購入。
その後、著者の向井領治さんが『希望が死んだ夜に』を読んでくれたことがきっかけで「あんたの書いた本に世話になったぜ! 最高だったぜ!」というお礼のメッセージを送ったところ(注・ちゃんと敬語を使いました)、当方のScrivenerの使い方に興味を持ってくださり、改訂版で取材していただいた次第です。
そんな経緯があって我が家に来た『Ver.3対応改訂版』。読み終えた感想としては「俺、まだ使い方がわかってなかった。取材受けて恥ずかしかった……_| ̄|○」。
さすがに2年近く使っているので、基本的なことはわかっています。でも+αというか、ちょっとした使い勝手をよくする方法がわかっていなかった。改訂版では、前の版では触れていなかったその辺りの情報も網羅されていて、大変参考になりました。
例えば、「連結表示をロックする」。
通常、バインダーでアイテムを選ぶと、エディタに表示する対象が変わります。これを変えないようにするには、エディタの表示をロック(固定)します。エディタの表示をロックすると、ロックを解除するか、意図的に別のアイテムを表示するよう操作するまで、表示する対象を固定できます。
この機能いいなあ。天祢涼は各章にぶち込んだファイルを行ったり来たりしながら書いているので、いま書いているファイルを固定表示できるのはとっても便利。ヘッダーが赤くなるので、ロックされていることが一目でわかるのもありがたい。
「クイック検索」を知らなかったのもちょっと盲点。検索した単語が一覧で表示されるので、目当てのものが見つけやすいです。これは自分がインタビューで語っているScrivenerの不満の一つを一部解消してくれました。
こんな風に2年近くScrivenerを使っている人間でも新たな発見がある『考えながら書く人のためのScrivener入門 Ver.3対応改訂版』。既にVer2版を持っている人にも役に立つと思います。自分のインタビューが掲載されているから言っているのでは決してなく(笑)、オススメです!
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