天祢涼がメインで使っているパソコンは、iMac Retina 5k Display(2014)。27インチの大型ディスプレイで、アプリのウインドウを大量に表示させ、見比べながら作業できるのでとっても便利です。
以前も書きましたが、Performer 5430、iMac DVと一体型Macを買う度に「早々に故障」の憂き目に遭い、「俺は生涯、一体型Macは買わない」という誓いを立てていました。が、ビックカメラで見かけた5Kディスプレイの美しさに一目惚れ。貯金を崩して衝動買いした、思い入れのある一品です。
メモリは無駄に32GB積んでるし、Fusion Driveでも処理速度に不満はないし、まだまだ使う気でいたのですが、2年くらい前からディスプレイに不具合が出てきました。
- 右下の方のドットが抜けた(普段は目立たないけど、白を表示させたときに明らか)
- 長時間仕事をしていると、画面に残像が残る(いわゆる焼きつき)
- たまに昔のファミコンカセットを本体に入れ損ねたような画面になってフリーズする
- システム終了後、昔のファミコンカセットを本体に入れ損ねたような画面が表示されてから電源が落ちる(macOS10.15にしてから改善)
先日は、いきなりブルースクリーンになりました。毎日のように朝から晩まで小説を書いているし、DTPでも使っている。最近は忙しくていじってないけど、DTVで使っていたこともある。
そろそろ寿命なのかな……と買い替えを検討している最中、今月のWWDCで新型iMacが発表されるという噂が。iPad Pro風のデザインに変更されるという噂もあり、これはもう期待しかない!
でも、即ポチるかと問われれば躊躇してしまいます。
Appleにかぎった話ではありませんが、新デザインの商品にはなにかと不具合がつきもの。道具にストレスを感じたくない天祢涼としては、「デザイン変更の新商品一発目」を買うのは極力避けたいところです。
さらに大きいのが、WWDCでは「プロセッサがIntelからARMに移行することが発表される」という噂があること(ほぼ確定っぽい)。
移行への期間は数ヵ月以上ある模様。そうなると、仮に新型iMacが発表されたとしてもまだプロセッサがIntel製なわけで、「新デザインなのに将来的に廃止されるプロセッサを搭載」というなんとも不思議な製品になってしまいます。
それならARM版iMacを待った方がよさそう。
ただ、PowerPCからIntelに移行したとき(もう10年以上前だ・苦笑)は思ったほどの混乱はなかったものの、すぐには新型Macを買う気になれませんでした。あのときはRosettaが使えなくなるという事情もあったのですが、今回もしばらくは様子見したい。すぐには高性能のARMプロセッサは搭載されないという話もありますしね。
そうなると天祢涼がARM版iMacを「買う」と判断するまで数年かかることになります。それまで、いまのiMacがもってくれるかどうか……。
まあ、こんな風にいろいろ考えるのが楽しいのだし、そもそもMacBook Air 2020を買っちゃったので年内はMacを買うつもりはないんですけどね(笑)。
ちなみにARM搭載のMac第一弾は、MacBook 12インチの復活版になるという噂。名称もARMBookになるかもしれないそうで。PowerBookがMacBookに名称変更をしたときのことを思い出した。