本日の更新で『キン肉マン』のシリーズが一つ完結しました。
『キン肉マン』は言わずと知れた超人気格闘&ギャグ漫画。もともとおもしろい作品だったのですが、38巻から始まった「完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編」からは神がかっておもしろく、その完成度の高さたるやもはや芸術の領域であり、一読者としてはもちろん、作家として話のつくり方を勉強させてもらってもいます。
このほど完結したシリーズでは、オメガマンの双子の兄・アリステラが重要キャラクターに。王位争奪戦でマンモスマンに喰われ気味で残念な思いをしていたオメガマンファン(俺)を大いに喜ばせてくれました。
次回からしばらく休載で、新シリーズは8月17日から開始。もちろんこれまでどおりウェブサイト「週プレNEWS」に掲載されるのですが、なんとこれに加えて、雑誌「週刊プレイボーイ」でも連載されることが発表されました。どちらも最新話。つまり『キン肉マン』が2つの媒体で連載されるのです。
この話を知ったとき真っ先に思ったのは「原稿料は二重取りなのかしら?」でした。←下世話
次に思ったのは単純に一言。「すげえ!」
「週刊プレイボーイ」に『キン肉マン』の連載が最後に掲載されたのは約9年前。厳密には『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』の決勝戦の真っ最中の回です。それからウェブに移行した後、『キン肉マン』の王位争奪戦後が始まり、大人気作品になり、雑誌でも復活。しかもウェブと同時連載。こんな変遷をたどっている漫画はなかなかないんじゃないかと。
内容的には、次が最終シリーズになってしまう可能性大です。それに関しては残念ですが、いまは新シリーズが楽しみで仕方がない。味方側は誰が戦うのか? 新たな敵の顔ぶれは? もしかしてプリズマンの再登場もありうる?(笑) などなど興味は尽きません。
天祢涼にとって『キン肉マン』は永遠のバイブル。早く8月になってほしい!
ここ最近の『キン肉マン』のサタン様があまりにもかわいくて、ザ・マンがロンズデーライトパワーで負けて将軍様を認めるまでこんな風に心配してたかも……と妄想しているうちに描かずにはいられなくなった落書き。
— 天祢涼@『あの子の殺人計画』発売中 (@amaneryo_on_tw) July 10, 2020
一応コミック派の人は閲覧注意(見てもどこかネタバレかわからんと思うけど)。 pic.twitter.com/iDFL4cj0zx