2018年から始まった、書評家・細谷正充氏イチ推しの作品5作品が選出される「細谷正充賞(細谷賞)」。
3回目になる今回、なんと拙著『あの子の殺人計画』を選出していただきました。大変光栄なこと。ありがとうございます!
第三回 細谷賞
— 文人墨客 (@mika_asida) October 14, 2020
『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』永井紗耶子 (新潮社)
『ぴりりと可楽!』吉森大祐 (講談社)
『あの子の殺人計画』天袮涼 (文藝春秋)
『アメリカン・ブッダ』柴田勝家 (ハヤカワ文庫 JA)
『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな』葵遼太 (新潮文庫 nex)
受賞作は上記5作
『あの子の殺人計画』は自分史上最もたくさんの書評をいただきはしましたが、まさか賞までいただけるとは……! 新型コロナウイルスのせいで残念ながら表彰式は中止とのことですが、自信になります。これまで文学賞とはあまり縁がない作家人生を送ってきただけに、余計に。
以前、「父の葬式」が日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされたときは、待ち会が始まる前に終わりましたからね。「会場にすらたどり着いてねーじゃんか! リングに上がる前にマンモスマンにやられたレオパルドンみたいじゃねーか! 筆名をレオパルドン天祢に変えなきゃいけねーじゃんか!」と何度思ったことか(^_^;)
↑ 友人が推協賞にノミネートされたとき、この記事が参考になった(?)そうです。
自分以外の受賞作だと葵遼太さんの『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな』しか読んでないのですが、ほかの作品もぜひ読んでみよう。
『あの子の殺人計画』は重版もかかって好評発売中。豆色紙もフリーペーパーもあります。展開ご希望の書店さんはお気軽にご連絡くださいませ。シリーズ第一弾『希望が死んだ夜に』もよろしくね!