第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」は、令和元年10月1日~令和2年9月30日に発表された単行本の中から、文芸評論家の縄田一男、末國善己、大矢博子の3氏の推薦をもとに、下記5作品を候補作として決定しました。選考会は10月28日、文藝春秋にて行われます。
『じんかん』(講談社)今村翔吾
文藝春秋BOOKSより
『まむし三代記』(朝日新聞出版)木下昌輝
『商う狼 —江戸商人 杉本茂十郎—』(新潮社)永井紗耶子
『絵ことば又兵衛』(文藝春秋)谷津矢車
『太平洋食堂』(小学館)柳広司
というわけで、書店員さんが選考委員を務める「本屋が選ぶ時代小説大賞」の候補作が発表になりました。時代小説が門外漢の自分でも知っているビッグネームばかり。そんな中に、定期的に飲んでいる谷津矢車さんが入ってます。『廉太郎ノオト』が今年の夏休みの課題図書にも選ばれたし、嫉ましいぞこの野郎すごいよ、谷津さん! おめでとうございます!!
永井紗耶子さんは第3回細谷賞にも選ばれた作品でノミネート。これはやはり読まなくては……。
上記のとおり、選考会は10月28日に行われます。
2020年10月30日追記・結果が発表されました。永井紗耶子さんの『商う狼』。永井さん、おめでとうございます!
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