Scrivener 3が起動しなくなった事件

何度も書いているとおり、天祢涼は小説を執筆する際、物書堂のegword Universal 2を使っています。実際に本にしたときに近い画面で文章を書ける、かなりすごいアプリ。これなしでの執筆は考えられません。先日の「神アップデート」で、その思いが新たになりました。


egwordに至るまでに活躍してくれるのがScrivener 3。イギリス製の執筆者向けアプリです。こいつでプロットや下書きをやってからegwordで清書というのが、ここ最近のパターン。egwordと並んで執筆に欠かせないアプリです。

こいつがいきなり起動しなくなっちゃったんだな、これが

先週のこと。起きてすぐ、「まずは眠気覚ましに『境内ではお静かに』番外編を書くか」とScrivenerのアイコンをクリックしたら一瞬立ち上がっただけで、すぐに落ちる。何度やってみてもだめ。Macを再起動してもだめ。『境内ではお静かに』番外編を書くまでもなく眠気が吹っ飛んだ。


ちょっと待て。Scrivenerが使えなかったらいま書いてる小説どうなるの? 全滅? 境内3作目も仲田3作目も、作成中のプロットも最初からやり直し? それ以前に、書き溜めたネタ帖ファイルは?


ちょっとパニックになりつつ、Scrivenerを一旦アンインストール。公式サイトから落として再インストールしたら復活しました。環境設定はTimeMachineのバックアップから復元。macOSのシステム環境設定から指定できるショートカットは全滅なので登録し直しましたが、それ以外は割と早く作業環境を復元できました。よかった\(^◇^)/


それにしても、前日まで快調に動いていたのになぜ? 考えても心当たりはないのですが、もしかしたらこれかも。

執筆用にいろいろテンプレートをつくっているのですが、自分がつくったテンプレートを表示させた状態でSet Template as Defaultを選択してみました。「こうしたら新規プロジェクトをつくるとき最初からオリジナルのテンプレートが表示されるのかな」という軽い気持ちからであって、深い意味はありません(笑)。

この後でScrivenerを終了させた翌日、起動しなくなりました。


これが原因なのかどうかわかりませんが、こわいのでもう触るつもりはない(^_^;)

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ABOUT US
天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。