貫井徳郎さんから新刊『悪の芽』をいただきました……って、貫井さんから本をいただくだと? デビュー前の自分が知ったらパニックになってるぞ(笑)。恐縮しまくったけど、めっちゃうれしいです。ありがとうございますm(_ _)m
自分が犯した「あの罪」が、無差別大量殺人事件を引き起こしたのだろうか。
版元のサイトより
銀行員の安達は、世間を震撼させた事件の犯人が同級生だったことに気付いて絶句する。小学生の頃、小さな見栄から彼がいじめに遭うきっかけを作ってしまった。その後、普通の人生から道を踏み外した彼は、大量殺人犯となり、自らに火を点け、動機不明のまま死んでいった。罪悪感に苛まれる安達は、犯人の悪の芽がどこで生じたのかを調べ始め――。
絶望の果てに、人間は何を見るのか。魂の叫びと祈りが胸に刺さる、長編ミステリの傑作!
すごく重くて後に引きずりそうだけど、おもしろそう。事前に読んだ書店員さんから「傑作!」という話も聞いてます。積ん読本がたくさんあって読む順番をある程度決めているのですが、割り込んじゃうかも……。
個人的には、千街晶之さんに加えて、石井光太さんが書評を書いているところにも惹かれます。石井さんのノンフィクションは何作か読んでいるのですが、どれもいろいろ考えさせられるのです。
……やっぱり積ん読の順番を変えるか。