『ジャーロ』取材&人気作家さんとZOOM飲みして感じた常識非常識

光文社の電子雑誌『ジャーロ』2021.MARCH(No.75)に掲載の「バスルームで小説を書く100の方法」に取材していただきました。作家に「どうやって小説を書いているか」的なことを取材するこの連載。実は2年前にも登場しています。「バスルーム」連載3周年!ということで再登場。「この2年間で執筆環境がどう変わったか? コロナの影響はあるか?」みたいなことを訊いていただきました。

2年前との一番の変化は、Scrivener 3を使う局面が増えたことですね。どう増えたか、どんな風に使っているかのほか、辞書はどうしているか等を話しております。ぜひお読みください。購入方法はこちらをどうぞ(この記事を書いている時点ではロゴの下で尻尾を振ってる黒猫からアクセスできる)。

ちなみに、なぜ自分が再登場一番手かというと、この連載自体、『浦沢直樹の漫勉』を観ていた天祢涼が「小説の勉強、略して『小勉』をやったらおもしろくね?」とネタでライターの遊井かなめさんに言ったら実現しちゃったからです。ある意味、生みの親!←おこがましい


で、ちょっと話は逸れますが。

先日、某超人気作家3名とZOOM飲みをしました。場違い感が半端なくて、オメガマンと戦う前のジェロニモの心境(オラは殺されるかもしれん)だったのですが、みなさん優しく、いろいろお話しさせてもらいました。

おもしろかったのが、自分が常識だと思っていた書き方や赤字の入れ方が、ほかの人には非常識だったりすること。編集者からの指摘への対応一つ取っても、考え方が全然違う。かなり刺激的でした。みなさん、またぜひやりたいです!(私信)


小説の書き方は人によって違うことが、改めてわかった飲み会でした。


「バスルームで小説を書く100の方法」は数々の人気作家に取材しているので、その人独自の書き方が読める。作家志望者はもちろん、作家のファンやプロにも需要があるはずだから、早いところ本にした方がいいと思います。たくさん売れるでしょう。で、売れたら光文社さんには「生みの親」面特権で、京王線芦花公園駅の傍にある忠やで奢ってもらいたいです!←本当におこがましい

天祢 涼
忠やは知り合いの知り合いがおかみをやってます。料理がめっちゃ美味しいので、お近くの人はぜひ。
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あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。