「小説宝石」2021年6月号に『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』刊行にあたってのエッセイを寄稿しました。「ノリで伏線を張るとひどい目に遭うよ、でも自分でも思いもしなかったものができる(かも)よ」というお話。既にBookBangにも掲載されていますが、紙で読むと印象が違うと思います。ルビもふってあるしね(笑)。
というわけで、ぜひお読みください。「小説宝石」には、話題の「作家 超サバイバル術!」も連載中です(葉真中さんの伏せ字が気になる)。いい人がイラストと漫画を描いてますし。
誉田哲也さんが警視庁OBにインタビューしてたり、いろいろ攻めてますね、『小説宝石』。いつか書きたい。
ちなみに『境内』シリーズは、全体の伏線というか構想というかそういうものを、(2作目が出るかも決まってなかった時点から)緩やかに練っています。とりあえずの完結編である4作目『神降ろしの事件帖(仮)』のストーリーもだいぶ前からぼんやり考えていたのですが、横浜の歴史を調べているうちに書きたいことがいろいろ変わってきたので絶賛中断中(ほかの仕事もいただいているのですが、3年以内にはなんとかしたい)。
『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』は好評発売中。フリーペーパーや豆色紙をつくってます。置いてくださる書店さんはお気軽にご連絡ください。「単行本はちょっと」という場合は、文庫になってる1、2作目だけでも大歓迎です!