ありがたいことに、『境内ではお静かに』シリーズはサイン本をたくさんつくらせてもらいました。最新刊『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』も同様。
単行本はデザインが凝ってる分、文庫より値段が高いです(当たり前)。だから文庫になるのを待ってる人もいると思います。ただ、文庫になるかどうかはまったくわかりません。単行本が売れなかったら文庫化が難しい場合がありますし、売れ行きがよくても版元に担当編集者がいなくなって放置される場合もあります。こだわりがあって、単行本版が完成品=文庫にしない場合もあります。
『境内』シリーズがそうだというわけでは決してないのですが、「文庫化するのが当たり前ではないんだよ」ということで、ご了承ください。実際、天祢涼が出した本でも初期の小説や、最近だと『罪びとの手』は文庫化の予定は一切ありません。
もう一つ、ご了承いただきたいのは御朱印の有無。
『境内』シリーズの単行本版サイン本には、御朱印を捺しています。
これは、単行本版だけの特典。文庫版には捺していません。「捺すのにコツがいるので、文庫で捺すのはしんどい」という事情もあるのですが(^_^;)
この御朱印は、『神盗みの事件帖』で友風子さんが章扉のイラストで描いてくれました。友風子さんから「章扉に使っていいですか?」とご連絡いただいたときは、「むしろ使ってください!」でしたね。さらに販促物の栞や鳥居でも使ってもらって、とうとう「公式アイテム」に昇格! いやー、びっくりだ(笑)。でも、とってもうれしい\(^◇^)/
というわけで、価値が一気に高まった「御朱印」。サイン本でほしい人は、ぜひ好評発売中の『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』をお買い上げください!
八重洲ブックセンター本店さんでは、『神盗みの事件帖』特製しおり同梱版サイン本に加えて、シリーズ2作目『七夕祭りの事件帖』のサイン本も通販しています。全国どこからでも購入可能です。こちらからどうぞ。
ご利益がありそうなしおり。一部書店さんにのみあり。読書のお伴にぜひ!
シリーズ1作目『縁結び神社の事件帖』のサイン本を通販でほしい人は、ときわ書房本店さんから購入できます。こちらです。