貫井徳郎さんの新刊『邯鄲の島遥かなり(上)』を入手! 3ヵ月連続刊行の第一弾です。
神生島にイチマツが帰ってきた。神か仏のような人間離れした美貌の一ノ屋松造は、島の女たちと次々に契る。そして生まれた子供には、唇のような形の赤痣が身体のどこかにあった。またその子供たちにも同じ痣が──。明治維新から「あの日」の先までを、多彩な十七の物語がプリズムのように映し出す。三ヵ月連続刊行スタート。
版元のサイトより
イチマツってイケメンの上にもてるの? なんだよ、男の敵かよ 3ヵ月連続刊行で17の物語(中編の様子)がプリズムのように……ごくり。
天祢涼は「できるだけ短く、ページ数を少なく」というオーダーをよくいただく小説家です。なので上中下にわたる小説は、書きたいと思ってもどこの出版社も書かせてくれないでしょう。
そういう意味で、貫井さんのこの新刊は「手が届かないところにある憧れ」の小説。読者としては楽しみに、作家としては羨望を抱きつつ勉強しながら拝読しますm(_ _)m