このブログで何度か「iPad Pro 12.9インチがほしい病」になっていることを書きましたが、遂に買いました。
iPad Pro 12.9インチ(2021)128GB Wi-Fiモデル
今年出たばかりの最新版です。るんるん♪ M1チップ搭載。はい、小説家の自分にはオーバースペック感が半端ないです。お値段もそれなりにした。
それでも買って大満足しています。
ほしくなった理由
天祢涼のiPad歴は下記のとおり。
- 初代iPad miniを発売一週間後に購入
- iPad Air 2を整備済品で購入
- iPad Pro 2016を中古品で購入
iPad Pro 2016のみセルラーモデルです。キーボード付きケースも中古で買いました。iOS版のScrivenerも買ったから、これでいつでもどこでも仕事ができるぜ!と目論んだのも束の間、購入してから半年少々でコロナが流行し、外出の機会が激減。せっかくのセルラーモデルが活躍する場面もほとんどなくなりました。
それに自分の場合、遡って書き換えたり、複数の場面を見比べたりしながら書くことが多々あるで、iPadで小説を書くのは限界があることも判明。泊まりがけで出かけた先で仕事をするならMacBookを持ち歩いた方がいいという結論になりました。
また、iPad Proは画面サイズが9.7インチと大きくはないので、ディスプレイサイズに不満を持つように。新聞を電子に切り替えてから、その傾向が顕著になりました。
最近は枚数が少ないゲラならPDFで送られてくるのでApple Pencilでチェックできるし、少女漫画は人目が気になって(苦笑)電子で買うようにしてるし(特典があるときは除く)、「セルラーじゃない12.9インチのiPad Proが自分にとって最適なのでは」と考えるようになりました。
高いし重たいけど12.9インチを選択
とはいえ、12.9インチのiPad Proは、完全に「iPadで飯を食ってます」という人のための、まさにプロ向けのマシン。性能はぶっ飛んでるし、値段もお高いです。あと、当たり前だけど重たい。
ブログやSNSを検索すると「プロ以外は必要ない」「重たくて持ち運べない」という声が続々出てきます。それもあって一時は購入欲が失せていたのですが、家電量販店で実際に手に持って思いました。
あとディスプレイが美しすぎて惚れた。あ、iMac Retina 5K Displayを買ったときもそうでしたね(笑)。
中古で買ったiPad Proのバッテリーは少々へたれてきたし、豆色紙をつくるのになんのかので絵は描くし……などと言い訳をしつつ、結局は物欲に負けて買っちゃいました。
今回もWraplusのスキンシールで筐体をガードしました。ブラックカーボンがかっこいい。
9.7インチiPadと重ねてみたところ。大人と子どもくらいの差がある!(笑)
公私にわたって大活躍!
購入後は、予定どおり新聞や少女漫画を読むのに使ってます。これに関しては画面サイズが大きいことは正義!ですね。もう9.7インチには戻れない快適さです。
また、ちょうど編集部から文庫本サイズ数ページのゲラがPDFで送られてきたのですが、9.7インチのときと違って拡大しなくても文字が読めました。いま進めている原稿もegwordで書いてPDFにしたものが見開き表示で可能。これは便利! この点一つ取っても買った甲斐がありました。
Apple Pencilも買ったので、試しに五条先生を描いてみた。たいしてうまくもないし、本格的にイラストを描いているわけでもないのになんですが、12.9インチだとツールを表示させたまま絵を描けるのでストレスがないです。9.7インチのときはいきなり落ちることがあったのですが、それもなくなりました。
Pro Motionテクノロジー(っていうの?)でペンの反応がよくなったらしいけど、素人にはよくわかんない(^_^;)
とりあえず描きやすいことは確かなので、最近は豆色紙もこいつを使ってつくってます。
重さに関しては、予想どおりリュックに入れてしまえば誤差の範囲。9.7インチに較べて重たいのは間違いないけど、MacBook Airと一緒に担いで出かけても問題ありませんでした。
ただし、それなりに大きリュックが必要だし、肩掛けのバッグを使っている場合はさすがに重たいでしょうね。
自分にとっては歴代最高のiPad
長々と書きましたが、前述のとおり大満足。自分がやりたいこと(ゲラのチェック、新聞を読む、販促用の豆色紙をつくる等)をすべてストレスなくやらせてくれる、すばらしいガジェットです。とはいえ12.9インチは大きすぎることは間違いない。M1チップの性能も、はっきり言って無駄遣いじゃないかな(笑)。
「こういうことをやりたい」というしっかりした目的を持った人向けのiPadだと思いました。