まずはこちらのツイートをご覧ください。
1981年3月に創業100周年記念事業として竣工した三省堂書店神保町本店(旧:神田本店)および本社ビルにつきまして、来年3月に営業を終了し建替えを行うことを決定致しました。
— 三省堂書店【公式】 (@honmal_sanseido) September 2, 2021
「本社ビル建替えに関するご案内」https://t.co/7cYaQC8mcK
というわけで、三省堂書店神保町本店さんが建て替えのため2022年3月下旬をもって営業終了。新しいビルは2025-26年竣工予定とのことです(ビル竣工までの営業先は現在検討中)。
なくなるのか、あのビル……。確かに随分と老朽化が進んでいるので仕方ないのでしょうが、さみしい。
神保町と言えば本好きにとっては「聖地」で、『希望が死んだ夜に』『あの子の殺人計画』『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』と展開いただいたときは感激でした。昨年からのコロナ禍でこっそり覗きにいくこともできませんでしたが、『希望』のときに行っておけばよかったなあ、とちょっと後悔。
読者として真っ先に思い出すのは、子どものころ『なんて素敵にジャパネスク』の漫画版が全巻並んでいるのを見て感激したことですね。自分の家の近くにある書店にはなくて、「なんて品揃えだ!」と驚愕した記憶があります。
その後、『ファミ通』(当時はまだ『ファミコン通信』だったかも)でやっていた『あそびじゃないの』という漫画の5巻が見つからなかったとき、「神保町本店にならあるかも」と閃きさがしに行ったのもなつかしい思い出。結局見つからなくて、そもそも『あそびじゃないの』は最終回までの何話かは単行本未収録のため4巻で終わり、つまり、そもそも5巻はこの世に存在しないと後年知ったわけですが。
うん? ネットで調べればわかっただろうって? うるせー、当時はそんな高度なもんはなかったんだよ!(笑)
閑話休題。
三省堂書店神保町本店のスタッフさん、長い間お疲れ様でした。また、拙著を展開くださり、ありがとうございました。コロナもあって大変だと思いますが、あと半年ちょっと、作家として、本好きとして、引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
2025-26年の復活までに、もっと売上に貢献できる作家になれるようがんばります(`_´)ゞ