お声がけいただき、八重洲ブックセンター フルルガーデン八千代店の選書コーナーを担当させていただきました。「コロナ禍によみたい本」をテーマに、小説から漫画、ノンフィクションまで、計20冊!
こんなに並べてもらってます(o>▽<)o
本にかかわる仕事をしている人って全員、書店に「俺のオススメ本の棚」をつくってほしいものじゃないですか(注・個人の見解です)。これまでもそういう機会はありましたが、こんなに大々的に、店内の一等地に展開いただいたのは初めてです。うれしすぎる! 八千代に毎日行きたいくらい。
天祢涼が選んだのは、次の20作です(敬称略)。
- 『暗いところで待ち合わせ』乙一 幻冬舎文庫
- 『家族シアター』辻村深月 講談社文庫
- 『ハーモニー』伊藤計劃 ハヤカワ文庫JA
- 『ミミズクと夜の王』紅玉いづき 電撃文庫
- 『TYPE-MOONの軌跡』坂上秋成 星海社新書
- 『雪のひとひら』ポール・ギャリコ(著)、矢川澄子(訳) 新潮文庫
- 『サヨナラ自転車(上)(下)』友風子(漫画)、櫻川なぎさ(原作) 双葉社
- 『少女不十分』西尾維新 講談社文庫
- 『新型コロナと貧困女子』中村淳彦 宝島社新書
- 『Butterfly World 最後の六日間』岡崎琢磨 双葉社
- 『四元館の殺人 探偵AIのリアル・ディープラーニング』早坂吝 新潮文庫NEX
- 『田舎のポルシェ』篠田節子 文藝春秋
- 『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』福田ますみ 新潮文庫
- 『ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~』吉本浩二 宮崎克 秋田書店
- 『神さまのビオトープ』凪良ゆう 講談社タイガ
- 『雨宿り』宮本紀子 光文社時代小説文庫
- 『クリスマス・プレゼント』ジェフリー・ディーヴァー(著)、池田真紀子(訳) 文春文庫
- 『プリズム』貫井徳郎 創元推理文庫
- 『禅的生活』玄侑宗久 ちくま新書
どれも一読の価値あり!です。八千代に行ける人は、ぜひ売場にも行ってみてください。気になる本があったら、ぜひお買い上げを!
これだけでもう充分に幸せなのですが、さらにさらに。
自分の本のサイン本も大量につくらせてもらいました
最新刊『陽だまりに至る病』はもちろん、天祢涼が最近出した小説のサイン本は基本的にすべてそろっています。
なんと『葬式組曲』も! 10年以上前に出した単行本のサイン本をつくらせてもらえるとは……。先日、本店でもつくらせてもらいましたが、こちらも在庫僅少だそうです。
よく見ると、『密室晩餐会』もあります(こちらはアンソロジーにつきサイン本ではない)。天祢涼が初めて参加したアンソロジー。テーマは「密室」。美夜シリーズの番外編を収録しています。たぶん、新刊で買えるのはもうこのお店だけ!
御朱印を持っていなかったので、『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』のサイン本には鳥居(もどき)を描かせてもらいました。以前、ブックポート大和店で描かせてもらって以来の鳥居です。そちらの分も合わせても、鳥居が描かれたサイン本はこの世に10冊ありません。ある意味、御朱印版より貴重なのでぜひ!(笑)
八重洲ブックセンター フルルガーデン八千代店さん、本当にありがとうございます。さっきから写真を見て、にやにやしております。帰りにドトールで仕事していたのですが、そのときもにやついてました←傍目には通報案件
やえちゃんの写真も撮れたし、幸せな一日でしたm(_ _)m