昨日は八重洲ブックセンター本店のイベント「著者とめぐる本選びツアー」でした。お越しくださったかたがた、ありがとうございました。
天祢涼は、午前中のうちに家を出て、秋葉原でUSBメモリを買っていました。その後は東京タワーに行って、友だちと一緒にTVアニメ放送40周年記念「超キン肉マン展」へ。え? 随分とフットワークが軽い? それはそうだ。緊張して家でじっとしていられなかったからな。
「超キン肉マン展」で運命の王子たちと写真を撮ったり、キン肉マンにパロ・スペシャルをかけたりしてテンションを上げて、いざ、八重洲ブックセンターへ。担当スタッフさんとの待ち合わせ場所は8階。各フロアを見ながら階段で上がっていったのですが、本がなく、空きが目立つ棚を見て「ああ、本当に営業終了なんだな」と改めて思ってちょっと涙ぐんでおりました。
ホスト役の自分が泣いていたらシャレにならないので、もう一度テンションを上げ直して会場へ。18時半すぎにツアースタート。緊張しまくり、噛みまくりで、スタートした8階で延々と少女漫画の棚を見て回り、お客さんにオススメの少女漫画を教えてもらうという企画の存在意義を否定しかねないはじまりと相成りました。
でも、ここでお客さんと話せたことで緊張がだいぶほぐれて、後は割とやりたい放題。楽しかったです。スタッフさんはもちろん、お客さんにも助けていただいたイベントでした。拙著もたくさん買っていただき、改めて御礼申し上げますm(_ _)m
……と、なんとか無事にイベントを終えたのですが。
お客さんが帰った後、がらんとした会場を見て、やっぱり泣きそうになりました。
現状での本店でのイベントは、これが最後とのこと。もうこの会場に人が集まることはないわけで。客として来たことも、主催者側に回ったこともあって、いろいろ思い出しました。新刊を出したときだけでなく、「作家カフェ」という変わり種のイベントにも呼んでもらったよなあ。カオスだけどおもしろいイベントだった。
「本店最終イベントのプレゼンター」という光栄な役割をご指名いただき、ありがとうございました。自分にとっては大変な名誉です。今後、胸に刻んでいくつもり。
本店のリニューアルオープンは2029年予定とのこと。そのとき、また呼んでもらえる作家を目指して引き続き精進致します。「本店最終イベントのプレゼンター」がいい加減な仕事をするわけにはいかぬ!です(`_´)ゞ