ちょっとばたばたしているので、昨日、SNSで速報的にお伝えしましたが。
『希望が死んだ夜に』文庫版の重版が決まりました。7刷です。発売から4年。口コミでじわじわ広げてもらってます。本当にありがたいこと。改めて御礼申し上げます。
— 天祢涼@『あの子の殺人計画』9月文庫化/『少女が最後に見た蛍』11月発売 (@amaneryo_on_tw) August 7, 2023
仲田シリーズ2作目『あの子の殺人計画』文庫版は来月、4作目『少女が最後に見た蛍』は11月発売です。https://t.co/F4jTrJAlKU
というわけで、『希望が死んだ夜に』文庫版の重版が決まりました。これで7刷です。
以前もブログに書きましたが、『希望が死んだ夜に』は単行本版ではあまり話題にならず、シリーズ化の予定もありませんでした。それが発売後しばらくしてから少しずつ話題になり、ある書店員さんから「珍しい売れ方をしている」という声をいただき、本屋大賞の発掘本部門で最多投票をいただいたり、前倒しで文庫化されたりとありがたいことが相次ぎました。
これも以前書いたとおり、発売直後にテレビで紹介されて即重版!ということに憧れはあります。『王様のブランチ』で新刊を語ってる作家なんて死ぬほどうらやましいし(笑)。
とはいえ、「口コミでじわじわ広がる」というのもなかなかできない体験。本当にありがたいことですm(_ _)m
仲田シリーズ1作目『希望が死んだ夜に』は好評発売中。2作目『あの子の殺人計画』文庫版は来月発売予定。完全新作の4作目『少女が最後に見た蛍』は11月発売です。3作目『陽だまりに至る病』もあわせて展開してくださる書店さん大歓迎!です。
4作目『少女が最後に見た蛍』は過去3作とは傾向が違っていて、これまでは書きづらかった探偵役・仲田蛍の友だちやら、子ども時代やらが出てくる予定。
内容的に「重版がかかったぜ!」とはしゃいでいい本ではありませんが、作家として多くの人に読んでもらえるというのは大変光栄なことなのです。