Macで小説を書いているミステリー作家・天祢涼です。
使っている日本語IMは、物書堂の「かわせみ3」。動作が軽快でストレスなく打ち込めることが、気に入っている二大理由の一つ。初期の変換効率はそれほど高くないのですが、さすがにVer1のリリース時から10年以上使っているのでよく使う単語は辞書登録してあるし、天祢涼のクセも覚えて変換してくれて、自分にとっては最強の日本語IMになりました。
同じく物書堂さんが販売している「辞書 by 物書堂」ができてからは、一発で検索するショートカットも作成。その辺りのことは、下記の記事で書きました。
上記の記事は、かわせみ3は使ってないけど辞書 by 物書堂を使っている人には有用な記事だと自負しています……が、かわせみ3を使っている人にはもっと楽な方法があることを先日知りました。
天祢涼がかわせみ3を気に入っている二大理由のもう一つが、カスタマイズの自由度が高いこと。キーの割り当てもローマ字の割り当てもかなり好きにいじれます。
たとえば、^という小説ではあまり使わない記号は★が出力されるようにしてます(プロットをつくるときに伏線の見出しは★にしている)。また、d「と入力すると〈が出力、shift+<で……が出力、とこんな風に、自分好みのキーバインドに設定することが可能。これがあるから かわせみ3を使っていると言っても過言ではありません。かわせみ3を使えないiPadやポメラで日本語を書くときに苦労するという欠点もありますが、それを補って余りある魅力です。
ほかの日本語IMもそれぞれ魅力があって導入してみたこともあるのですが、自分が譲れない設定がいくつかどうしてもいじれなくて、かわせみ3に戻ってきました。
もとの出力が必要なときは、日本語IMを一時的にmacOS標準のものに変更すれば問題なし。
ちょっと話が逸れたけど本題。
キー設定は時折、新しい設定を思いついて実行できるか試しているのですが、その最中、こんな設定を見つけてしまいました。
“辞書 by 物書堂”で検索
説明「“辞書 by 物書堂”がインストールされている場合、起動して選択中の単語を検索します」……って、これがあればショートカットをつくる必要ないですね(^_^;) というわけで、早速キーを割り当て。現状、問題なく使えてます。上記のショートカットは辞書 by 物書堂が起動するまで数秒かかることがあったのですが、これだと一瞬で起動。いやー、便利だわ。
それにしても、この「“辞書 by 物書堂”」で検索って、いつから搭載されてたんだろう……。全然知らなかったよ。個人的にはテレビでニュース速報が流れてもいいレベルの重大機能なのですが。
これで かわせみ3はますます便利に。近々リリースされるという かわせみ4も絶対に買います、物書堂さまm(_ _)m