※前編とあわせてお読みください
帰りの新幹線の中。若草書店の店長さんからいただいたお土産は、おいしそうなお菓子でした。これだけでも充分ありがたいのですが、赤い封筒も入っている。なんだろう? と思いながら中を開けてみると……。
世界で一つ! 「セシューズ・ハイ」のキーホルダー!!
中から出てきたのは、キーホルダーでした。最初はなんのキーホルダーかわからなかったのですが、よくよく見ると……。
しかも「議員探偵」「都知事探偵」の2作! 翔太郎の決め台詞(?)である「世襲議員に感謝しろ」も書かれていて、さらに!
「どこで買ったんだ? いや、売っているわけがない。まさか?」と思いつつ同封されていた手紙を読むと、思ったとおり。
店長さんの手作りでした
店長さんとは『都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ』を刊行したときに知り合いました。随分と気に入ってもらい、本屋大賞の候補にもあげてくれました。うれしく思っていましたが、こんなサプライズまで用意してもらえるとは……。新幹線の中で、目頭が熱くなりました。
こんなに幸せな思いをする作家って、そうそういないんじゃないだろうか。私にとって一生の宝物です。「ありがとうございました」と100回書いても足りないくらい、ただただ感謝です!
若草書店「隣の隣人」フェア好評開催中!
黒バックに骸骨というガチでホラーな「隣の隣人」フェアは、若草書店さん入口付近で好評開催中!
実はあえていきなり実物を見せようとフェアしてるぜ飾ったぜツイートをしなかったという(笑)>rt
— 天外@もうすぐ放牧される書店員 (@tenngaitenn) 2018年2月20日
という理由でツイートしていなかったそうです。おのれ、まんまと驚かされたぜ!(笑)
なお、持参したフリーペーパーも置いていただき、現在はこんな配置になっているそうです。
頂いたペーパーと並べたいから上段に移動しました!
ってめっちゃ私信 pic.twitter.com/FWPLuwjiLA— 天外@もうすぐ放牧される書店員 (@tenngaitenn) 2018年2月20日
天祢涼お手製フリーペーパーは、この世に20部だけ。自分の小説の宣伝をしつつ、若草書店さんとの思い出を版面一杯に書き込んでおります。ほしい人は、さあ、いますぐ若草書店八木駅店に行くんだ!! もちろん本も買おうね!(天祢涼は店長さんオススメの東野圭吾作品を含め、5冊購入しました)
敢えて「サヨナラ」とは言わない
今年に入ってから、身近な書店さんの閉店が続いています。さみしいですが、「出版不況」「本離れ」などと言われて久しいものの、本を読む人が減っているとはどうしても思えない。そのうち状況が好転すると確信しています。いずれ再会できるはずなので、いまはこれだけ言ってお別れしたい。
若草書店様、本当にありがとうございましたm(_ _)m