SNSの方では何度も告知していますが、こちらでも改めて。
3月10日、小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店さんが閉店してしまいます。天祢涼は映画を観る前後に客としてよく立ち寄っておりましたが、ご挨拶させていただいたのは半年ほど前。『希望が死んだ夜に』を刊行したときでした。登場人物が新百合ヶ丘を訪れるシーンがあるので、担当編集者が店長さんに紹介してくれたのです。そのとき、サイン本とポップをつくらせていただきました。
客として通っていた本屋さんに自分のサイン本がある……不思議だけど、うれしい光景でした。
「また機会があったらご挨拶したい」と思っていた矢先に知った閉店の報。先日の若草書店さんの閉店に続いて、かなりのショックを受けました。
「新刊は出してないけど、せめてお礼を申し上げよう」と思って、今週月曜日ひっそりご挨拶に。店長さんは快く対応してくださり、「またどこかでお会いしましょう」とお伝えしてお店を辞しました。
その帰り、感傷に浸りながら、小田急線の車内でスマホをいじっていたときに見つけたツイートがこちら。
【拡散希望】
有志の作家で小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店にお邪魔して店頭でサイン本を手売りします。
たぶん二度とない機会です。
ぜひお越しください。2018年3月5日(月)15時開始
参加作家:
佐藤青南/似鳥鶏/芦沢央/誉田龍一/あいま祐樹/額賀澪ほか参加者第二弾は後日発表!! pic.twitter.com/sTBgWjmP67
— 佐藤青南 (@satouseinan) 2018年2月25日
発起人である佐藤青南さんのツイートを見ていると、まだ参加者を募集している様子。「参加したい」と思う一方で、迷いました。作家としてのご縁は半年未満だし、それに、「またどこかでお会いしましょう」と言っておきながら一週間後に「やあ、店長さん!」と再会するのってタイミングとしてどうなのさ。
2、3時間本気で悩んだのですが、駄目元で佐藤さんにDMしたところ、快く参加をOKしてくださいました(佐藤さん、直前の参加表明にもかかわらず、ありがとうございますm(_ _)m)。
というわけで、3月5日15時から小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店におります。最終的な参加作家はこちら。
すごい人たちばっかりだ!
天祢涼は、お買い上げくださった方にサインするだけでなく、こんなものもご用意しております。
右は『探偵ファミリーズ』のフリーペーパー。『希望が死んだ夜に』と一緒につくらせていただいたサイン本が、まだ売れ残っているのです。ご存知の方も多いと思いますが、サイン本は書店さんのご好意でつくらせていただくもので、返本できません。売れ残ったら不良在庫になってしまうので、お買い上げいただければうれしいです。
このフリーペーパーは『探偵ファミリーズ』刊行時につくったのと同じものですが、配布枚数が少なかったので、ほしかった人はぜひ!
『議員探偵・漆原翔太郎』か『都知事探偵・漆原翔太郎』をお買い上げいただいた方には、写真左の『都知事探偵』刊行時につくったフリーペーパーをプレゼント(『議員探偵』のフリーペーパーは在庫がないのですみません)。こちらは『探偵ファミリーズ』のフリーペーパー以上に配布枚数&配布店舗が少なかったレアアイテムです。「翔太郎が好き!」という方は、ぜひ!
『探偵ファミリーズ』『議員探偵』『都知事探偵』が完売してしまった場合でも、ご安心ください。
2月末時点で小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店さんの店頭に在庫がある天祢涼の本を、作者自ら解説したフリーペーパー
当日、天祢涼の本を買ってくれた人には、こいつを漏れなくプレゼントだ!(数にかぎりがあるので品切れの場合はご容赦ください)
ほかでは書いていない裏話をいろいろ書いてます。小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店さんとの思い出も書いてます。そして、今後ほかで配布する予定はありません。ほら、気になってきたでしょう?
ほらほら、中身も気になるでしょう? 少しでも気になった君は、3月5日に小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店さんにヘイ、カモン!
「天祢涼の本を買うつもりはないけどフリーペーパーはほしい」という人は、ほかの作家さんの本を買った後で声をかけてくれれば差し上げます。とにかくなんでもいいから来てほしい。俺の本は売れなくてもいい、一人でも多くの読者さんに小田急ブックメイツ新百合ヶ丘店で買い物してほしいんだよ。本当に活気があって、あったかくていい本屋さんだから!
以上、「もっと早くご挨拶したかった」という思いの丈をぶつけまくってみました。当日はどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
3月4日追記・できました!