第56回メフィスト賞受賞作『コンビニなしでは生きられない』が発売になりました。作者は秋保水果(あきう すいか)さん。おめでとうございます。
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担当編集者が同じで、前々から「コンビニの小説を送ってくる常連さんがいるので、メフィスト賞を取らせてデビューさせたい」という話は聞いておりました。それが些細な行き違いで『リピート・ラブ』(刊行時のタイトルは『毎年、記憶を失う彼女の救いかた』)だと思い込んでいた天祢涼は衝撃を受けました。
「コンビニの話でリピート・ラブだと? どんな小説なんだ? 想像もつかないぜ!」
あれこれ想像して、かなりワクワクしていましたね。勘違いだとわかったときの衝撃は『アクロイド殺し』の犯人の名前をポアロが口にしたときに迫るものがありました←結構な衝撃だな
なお、上記サイトには秋保さんのインタビューが掲載されております。そこには、こんなQ&Aが。
Q.好きなメフィスト賞作家・作品を教えてください。
氷川透先生の『真っ暗な夜明け』、小路幸也先生の『空を見上げる古い歌を口ずさむ』、辻村深月先生の『冷たい校舎の時は止まる』、白河三兎先生の『プールの底に眠る』、天祢涼先生の『キョウカンカク』です。
この系譜に俺が並んでいることに新たな衝撃を受けた。
いや、もちろん光栄なんだけど(笑)。
いま地元の書店さんに注文中なので、早ければ今週には手許に届く予定。どうやら内容でも衝撃をくれそうな様子。秋保さん、楽しみに読ませていただきますm(_ _)m