先週は『彼女が花を咲かすとき』を展開いただいている書店さんにご挨拶に行ったミステリ作家・天祢涼です。発売から半年以上経った本をこんな風に推していただくのは初めてのこと。関係各位には感謝の言葉しかありません。
同じく、発売して時間が経つのに未だ感想が増え続けているのが『希望が死んだ夜に』。このブログにも、『希望が死んだ夜に』絡みのキーワードで検索してくる人が途絶えません。
ありがたことに、最近になって、舞台となる登戸、向ヶ丘遊園の書店さんの店頭に置いてもらえるようになりました。住吉書房登戸店さん、TSUTAYA向ヶ丘遊園店さん、ありがとうございます。
ほかにも注文してくださっている書店さんがあり、もしかしたら発売直後より大きく展開いただいているお店が多いかも。くまざわ書店南千住店さんでは、先週、サイン本もつくらせていただきました。
さらに、東海地方のある書店員さんからお手紙もいただきました。大変ありがたい感想をいただき、それだけでもうれしいのに、「ミステリの棚だけに置くのはもったいない」と、現代文学の棚で『希望が死んだ夜に』を中心としたミニフェアも開催してくださったとのこと。感激のあまり、お手紙を読んで涙ぐみました(泣かない作家はいないだろう、これ!)。
お手紙くださった書店員さんに、改めて御礼申し上げます。
何度も書いていますが、『希望が死んだ夜に』は大きな賞を取ったわけでも、ランキングの上位に入ったわけでもありません。それなのに、発売から10ヵ月近く経っても反響が途切れないのは、読んでくださった方の口コミがあってこそ。「ありがとうございます」と何度言っても足りないほど「ありがとうございます」です!
いまは新作の準備で慌ただしいのですが、今後とも『彼女が花を咲かすとき』と『希望が死んだ夜に』をよろしくお願い致しますm(_ _)m