かわせみ2がダークモードに対応

macOSの日本語入力プログラム「かわせみ2」が、バージョン2.0.12にアップデートされました。

目玉はダークモード

公式サイトによると、今回の変更点は下記のとおり。

  • システム要件を OS X El Capitan 以上に変更。
  • macOS Mojave のダークモードに対応しました。
  • 自動英字置換で読みの最後が拗音になるような場合に、末尾の小字が置換されずに残ってしまう問題を修正。
  • Caps Lock設定が「ON/OFFで~」の場合、環境設定の任意の項目を変更時に、現在の入力ソースが勝手に切り替わることがある問題を修正。
  • その他細かい修正。

この中で天祢涼が恩恵を受けるのは、ダークモードへの対応ですね。

こちらの記事に書いたとおり、最近はずっとダークモードで小説を書いております。が、かわせみ2はダークモードに対応していなかったので、区切り線の位置などがわかりづらく少々ストレスでした。ダークモードに対応したおかげで、候補ウインドウは黒に。区切り線とと変換候補は白くなり、見やすくなりました。これで執筆が一層捗ります。

物書堂さん、ありがとう!

「かわせみ2」に不満はあるのだけれど

正直言って、「かわせみ2」の変換効率はお世辞にも優秀とは言えません。たまにGoogle日本語入力やmacOS標準の日本語入力を使うと、びっくりするほどです。ほかの日本語入力に乗り換えようと思ったことは何度もあります。「俺が書くのが遅いのは『かわせみ2』のせいじゃないか」と思ったこととだってあります。

でも結局は、「かわせみ2」に戻ってしまう。

値段が安い上に、動作が軽快、なにより、自分好みにキーボードをカスタマイズできるのがなによりの魅力。「かわせみ2」は自由自在に設定をいじれるので、自分の癖に合わせた使い方ができるのです。天祢涼は設定をいじりすぎて、もう元の設定を覚えてないくらい。

「書くのが遅いのは『かわせみ2』のせい」も、小路幸也さんが「かわせみユーザー」であることを知り、ただの責任転嫁だと判明しましたし。

小路幸也さん…言わずと知れた、メフィスト賞作家の大先輩。速筆で有名。気さくなお人柄ながら、「大人の男」感も漂っているすてきな人です。

というわけで、この先も「かわせみ2」で小説を書いていこうと思っている次第。次期バージョンでは、もう少し賢くしてほしいけどね(笑)。

egword Universalもダークモード期待

「かわせみ2」がダークモードに対応したことで、egword Universal 2の対応もほぼ確定でしょう。物書堂さん、お待ちしております。そのまま画面分割機能を搭載して、さらにegword Universal for iOSもつくってください。←無茶ぶり

最近はScrivener 3のダークモードで下書きをすることも多いのですが、やっぱり最終的な仕上げに使うのはegword Universal 2。自分にとっては、なくてはならないアプリです。

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。