『希望が死んだ夜に』文庫版の発売まで約一ヵ月。現在、販促物を絶賛製作中のミステリー作家・天祢涼です……が、販促のことばっかり書いていると「小説を書いているのか?」と疑われそうなので(笑)、本日は執筆の話を。
まず、『境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖』の続編『境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖(仮)』は、第一稿のゴールが見えてきました。主人公二人(壮馬と雫)の関係をどうするべきか散々悩んだのですが、雫の方が思わぬ形で動いてくれて、作者の想定外のラストになりそうです。
発売時期に関しては、今月配信の『ジャーロ』に掲載される予定。お楽しみに。
続いて、以前予告したアンソロジーについて。
『D(仮)』は既に初稿を戻しています。あとは再稿チェックをしたら手離れ。発売時期に関してはまだ未定のようです。
『E(仮)』は編集部の判断待ち。天祢涼の方でできることはもうほとんどありません。年内刊行予定です。
そして『F(仮)』は、今週、無事にプロットが通りました。初めて書くタイプの小説だし、プロットに入れたネタが「ふざけすぎ」と判断されたらどうしようとドキドキだったのですが、寛大に受け入れてもらえました(感謝!)。
『F(仮)』については「年内情報公開」ということで詳細はまだ書けないのですが、参戦作家は人気、実力ともにすごい方ばかりで一読者としても楽しみだし、テーマも豪華。早く詳細をお知らせしたい。
あとは、来年中には出したい小説のプロットを同時並行で考えたり、2作目も書き終わってないのに『境内ではお静かに』3作目のことを漠然と妄想したり、書き下ろしの打ち合わせの準備をしたりしています。
以上、「小説を書いているのか?」疑惑を晴らすためのお仕事記事でしたm(_ _)m