日本推理作家協会/編
発売日:2019年12月18日
定価:1900円(税別)
出版社:光文社
日本推理作家協会が3年に1度編むアンソロジー。現代を代表するミステリー作家の短編を収録する……というコンセプトだそうです。その一つに拙著「居場所」を選んでいただきました。実は協会員ではない天祢涼、お声がけいただいたときは驚きましたが、大変光栄でした。ほかの方々のお名前を見てびびったけどね(^_^;)
「居場所」は、以前、別のアンソロジーに寄稿したもの。こちらは品切れのようで、新刊での入手は困難です。「居場所」を読みたい方は、ぜひ『喧騒の夜想曲』をご購入ください。名作短編がずらりとそろっているので、値段分の価値はあります。
なお、天祢涼にはもう一つ「風林火山異聞録」という幻の短編があります。こちらは時代小説家の谷津矢車さんに絶賛いただいた、自分でもお気に入りの一作。が、ほかの自作とあまりに毛色が違うので、今後、天祢涼の短編集が編まれることになっても収録されることはないでしょう。
というわけで、アンソロジー『忍者大戦 黒ノ巻』をぜひお読みください!
谷津さんからは「時代小説を書けばいいんですよ!」と言われましたが、資料を読むだけでも大変なので絶対に無理。