本日は用事があって、近所の某書店さんへ。こちらのお店では、入口付近に『あの子の殺人計画』を展開くださっています。天祢涼がつくった豆色紙とポップ、フリーペーパーも置いてくださっていて、大変ありがたい。
「うれしいなあ、にこにこ」と自分の本を眺めていると、二人組の女性がやってきました。邪魔になったらいけないのでほかの棚に移動しようと離れたところで、女性がメイド・イン・天祢涼のポップを指差して一言。
「私、この人結構好きなんだよね」
!!!
天祢涼の足がとまったことに気づきもせず、女性は続けます。
「天祢涼っていうの。この本(『あの子の殺人計画』か、一緒に並んでいた『希望が死んだ夜に』か不明)も持ってる」
あわわわわわ!!!!!
本人の前でなんてことを言うんだ! うれしいけど恥ずかしいじゃないか! マスクをしていたからいいものを、にまにまして明らかに不審人物化しているじゃないか!
「ありがとう、私が天祢涼だ」と声をかけようか本気で迷いました。でも舞い上がってパニックになっているいまの自分が話しかけては挙動不審で幻滅されること必至。せっかく「結構好き」と言ってくれている人が「めっちゃキモい」になりかねない。
そんなリスクは犯せない! そもそも書店でいきなり背後から本人登場されたらどう思われるかわからない!!
というわけで、足早に文庫コーナーに避難しました。気持ちを落ち着かせるために店内をうろうろしていたら、女性二人組はいつの間にかいなくなっていました(ほっとしたような、残念なような)。
以上、嘘のような本当の話。もちろん初めての体験です。うれしかった。
本日(27日水曜日)午後3時ころ登戸近辺の書店で『あの子の殺人計画』の棚の前で天祢涼のことを「結構好き」と言ってくれた人! あなたのすぐ傍に本人がいて舞い上がってたよ!!