本日発売の「週刊文春」(2020年6月4日号)に『あの子の殺人計画』の書評をいただきました。選者は千街晶之さん。p102の「ミステリーレビュー」のコーナーです。ありがとうございます!
ミステリーとしてほめていただいただけでなく、「安易な救済に着地させない点に著者の誠実さを感じる」というコメントもいただきました。非常に光栄なお言葉です。
アリバイトリックが降ってきたので書いた小説ですが、ラストシーンをどうするかにはかなり悩みましたからね。そこを汲み取っていただいたようで作者冥利に尽きますm(_ _)m
なお、同じコーナーで我孫子武丸さんの新刊『修羅の家』のレビューも掲載されています。デビュー前に読んでいた作家さんと同じページに自分の本が並んでいるというのは、恐縮ですがものすごくうれしいこと。
今週の「週刊文春」は自分にとって永久保存版です。